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エピソード6 いきなり強敵ですか!?

 ギルドへの登録も終わり

ねぇさんも起きたことなので

私たちはこの国を出ることにした

 国を出てしばらく歩くとまた森……

(もうあきたってぇ~)

 そんなこと言ったって仕方ない

何故なら魔王城に向かって歩いているのだから

もっと長く過酷な道が訪れるはずなので文句を

言っては居られないのだ……




 森の中を歩いて何時間かたった時

森が開けた所に出た

 木が草原を囲うようになっている場所だ

 やっと少し景色が変わったと思った時

何だか嫌な予感と共に目の前に何かが現れた

 魔物……いや 悪魔だ……

(悪魔はまずい……)

 「ルーク……どうしよう」

 

 「アイツは悪魔だね……」


 「首と同時に核も壊さなくちゃいけない」


 「あれは……魔王四天王の一人じゃねぇか」


 「四天王ですか!? アミルさん」


 「ええ……間違いなくそうでしょうね」


(いきなり強敵なんて聞いてない!)

「首と同時に……」

(……そうだ!)

「ルーク……アイツの首を切りに行って」

「同時に私が核を壊す!」

 小声でそう伝えると

ルークは頷いてすぐ悪魔の前に出た

 頼もしいルークの剣が悪魔の首を切る

 其れと同時に私は小さな火球を核に当てる

 同時に攻撃された悪魔はあっさりと

倒れていった


「やった! やったよルーク!」


「嗚呼! 君の作戦勝ちだ!」


「君の技は選択したもの以外は当たらないからね」


「うんスキルがなかったら勝てなかったかも」


「でも……」


「でもルークが居なくても勝てなかったから」


「有り難うルーク!」


「感謝したいのは僕の方だよ」


「有り難う! 僕の仲間になってくれて」


「いいえ どういたしまして」


 一人目の四天王がいきなり現れあっさり倒し

また平和に森を進んで行く


 しばらく歩いていると強い雨が降ってきた

「うわぁ!」


「みんな! 向こうに小屋がある」


「今日はあそこに泊まらせてもらおう」


「みんな急ごう! 風邪をひく前に……」



 走って小屋についた頃にはみんなずぶ濡れ

だった


「服……乾かさなきゃだね……」


「そうだね……」


「替えの服持ってるかい?」


「えぇ予備を持ってるわ」


「良かった……じゃあ向こうで着替えてくれるか?」


「出来るだけ早く……」


(?)


「ええ……わかったわ」


(どうしたんだろう?)



「着替えたよ」


「……ほっ そうか」


「僕も着替えてくる……」


(今 ……ほっ って言わなかった?)

 頭の中が(?)でいっぱいになっていると

ねぇさんがぼそっと教えてくれた


「お前……下着透けてたぞ……」


「…………えぇぇぇ!」

 そんなことを知らされて何だかとっても

(恥ずかしい……)

 もう駄目だ……

穴があったら入りたい……

 こんなに恥ずかしい出来事は初めてである……

そんな恥ずかしさを胸に眠ったのであった……

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