エピソード24 魔法学園
投稿が遅れてしまい、申し訳ありません。
投稿頻度を戻せるよう、努力致しますので。
今後とも何卒、本作を宜しくお願い致します。
長くなりましたが、本編へお進み下さい。
ウランが加わり新たな町に到着した
ルーク「皆実はこの後謁見があるんだ」
「気を引き閉めてね」
アミル「イザベラさん ふざけないで下さいね?」
エリヌス「言われてるぞ姐さん?」
アミル「貴方もですエリヌス」
エリヌス「へーい(棒)」
ウラン「はあ?…嫌やぞ 俺はパスや」
「ほな宿でなー」
其だけ言うとウランは何処かへ行ってしまった
ルーク「あっ…行っちゃった」
仕方なく5人で行くことにした
――王宮にて――
王様「おおよく来たな勇者よ」
ルーク「はい 御会いできて光栄です」
ルミナス「……!もしかして…」
「お祖父様!?」
王様「ん?…おお!ルミナスか!」
「5年ぶりじゃのぉ」
4人(!?)
ルーク「ルミナス?…おっお祖父様って」
王様「おお!忘れとった」
「ワシの名はバルガール 」
「バルガール・アクアークじゃ」
イザベラ「ルミナスはぁ凄いんだなぁ」
イザベラがルミナスに飛び付こうとする
其をアミルが止める
アミル「こら!ふざけないよう言ったでしょう」
イザベラ「ふざけてないぞぉ」
アミル「失礼の無いようにと言う意味です」
「失礼しましたバルガール陛下 」
バルガール「良いのじゃ良いのじゃ」
「そんな事よりお前達に頼みが有るのじゃ」
ルーク「何でしょうか」
バルガール「お前達にこの国の魔法学園の」
「講師としてやって来てほしいのじゃ」
ルミナス「講師? 私達教えるとかやり方わかんないよ?」
バルガール「良いのじゃ自由にやるとよい」
ルーク「かしこまりました陛下」
こうして私達は講師をすることになった
ルーク「講師をするとなると」
「其々得意な分野を教えよう……」
ルミナス「そうね……じゃあ私が魔法」
アミル「僕がルークさんと剣術をやりましょう」
エリヌス「じゃあ俺は弓だな!」
イザベラ「じゃあ私が格闘術を……」
アミル「あー……そう言えばウランさんが使っていた」
「あれって……神格術でしたよね?」
「あの格闘技を生徒さん達に教えるのはどうでしょう?」
イザベラ「いや……あの私のー」
アミル「はぁーっ……いいですか?」
「貴方が教えたら学生さん全員」
「筋骨隆々の化け物に成りますよ?」
イザベラ「そう成るなんてだれが……」
アミル「貴方一回やってるでしょ」
イザベラ「あっ……」
ルーク(苦笑い)
アミル「……ってことでどうです?」
ルーク「良いねウランに頼みにいこうか」
――宿――
ウラン「いやや断る」
ルーク「いや……まだ何も」
ウラン「俺に格闘術をガキどもに教えろって魂胆やろ」
アミル「確かに間違っては無いですけど……」
ウラン「ガキなんかに俺の技覚えられる訳無いねん」
ルーク「其処を何とか」
ウラン「何とかは せんで」
ルミナス「……ウランお願い!」
「……だめ?」
私は上目遣いで問う
ウラン「……っ」
「チッ……しゃあないやったるわ」
ルミナス「本当? ありがとウラン!」
ウラン「……ポンコツがアホな事教えんように
見張ったるだけやわ」
ルミナス「一言余計……」
翌日
――魔法学園 校庭――
先生「はーい皆さん」
「今日はあの勇者様が来てくれました」
生徒「スッゲー!本物だー!」
「カッケー!」
「剣士もいる!」
「あの人魔法使いかな?」
「……何か愛想の悪い人居ない?」
「こわー」
先生「はい静かに」
「勇者パーティーの皆様に自己紹介して貰いますよ」
「お願いします」
ルーク「はい」
「僕の名前はルークと言います」
「勇者をやっています 皆今日は宜しくね」
女子生徒「キャアー!格好いいっ!」
黄色い声が飛び交う
アミル「僕はアミルです 剣士です」
「宜しくお願い致します」
(何か超堅い……)
エリヌス「俺はエリヌス!」
「弓を使うんだぜ宜しくな!」
男子生徒「その見た目で弓かよっw」
(世の中色んな人が居るのよ少年……)
ルミナス「えーっとルミナスって言います」
「魔法使いです 皆宜しくねー……」
(ヤバい子供との接し方わからん!)
ウラン「はぁ…しゃあないから名乗ったるわ」
「ウランや宜しゅう」
ルミナス「えっ?終わり!?」
ウラン「それ以上何を言う必要あんねん?」
ルミナス「いや……職業とか色々」
ウラン「言うても分からんやろ」
「時間の無駄やわ」
先生「あっ……えーっと」
「其では皆さん其々覚えたい事に散らばってね」
数分後
いい感じに人数が分かれ実技の授業が始まった
ルミナス「じゃっじゃあ今回は簡単な」
「初級魔法を……」
生徒A「ルミナスー」
「初級魔法なんてつまんねーよ」
ルミナス「っでも基本魔法は覚えた方が……」
生徒A「面倒だからS級魔法教えろよ!」
ルミナス「でも危ないから……」
生徒A「はあ?何で俺の要望を聞いてくれない訳?」
「お前……知らないのか?」
「俺はこの国じゃあ有名なデズリー家の」
「長男だぜ?」
「高貴な貴族様に向かって平民風情が」
「文句言うんじゃねぇ!」
ルミナス「あの……」
長男「うるせぇ!さっさと教えろよ!」
彼が私に飛びかかろうとする
其に驚き目をつむる
だが誰かが彼を止めた
ウランだった
ウラン「暴力はアカンやろ」
「習わんかったんか?」
「ほんで……女の子に暴力なんか」
「いっちゃんアカンで 頭沸いてはんの?」
長男「何だと?もう一度言うが俺は……」
ウラン「はぁ……ほなこっちも言わせて貰いますわ」
「こんなんやけどなぁコイツ……」
「ルミナス・アクアアーク……」
「この国の王のお孫様やぞ?」
「其聞いてもまだ吠えはります?」
長男「くっ……大変申し訳ありませんでした」
ウラン「あと……呼び捨てやのうて」
「さんか様か先生付けて呼ばんかい!」
長男「!はいっ」
明らかに反社を感じさせる目付きで言うので
長男坊もビビっておとなしくなった
(本当にウランって何者なのやら……)
ひらりと身を翻し自分の持ち場に戻ろうと
するウランを呼び止める
ルミナス「あっウラン」
「ありがと……」
顔だけ振り返ったウランはまた直ぐに顔を戻し
歩き始めてしまった
(何か言ってくれれば良かったのに)
――講義終了後――
私達はお祖父様に報告し宿に戻った
ルミナス「ねぇウラン……」
ウラン「なんや」
ルミナス「何で私が王様の孫だって知ってたの?」
ウラン「はぁ……お前はアホなん?」
ルミナス「違っ……」
ウラン「違わないやろ」
「国の王様の名前くらいなぁ」
「貼られた記事なんかに載ってはるわ」
「ほんでもってお前の名前から割り出したらええだけや」
「其くらいガキでも分かるやろ」
ルミナス「うぅ……」
(確かにアクアアーク家は他に無い……)
ウラン「言い返せ無くなってもうてるやん」
ハッとウランが意地悪に微笑む
ムッと膨れる私の前にルークが立ち
仲介をしながら止めた
ルーク「………だから止めようか?ウラン」
ウラン「はぁー……しゃぁないなぁ……」
「今だけは止めといたるわ」
しばらくして其々の部屋に戻り就寝した
まぁ最も私は寝れなかったのだが……
其はまた別の話……
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