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エピソード21 吸血鬼遊戯(バンパイヤタイム)



 エリヌス「やっぱりせん滅するべきじゃないか?」


アミル「エリヌス……君は本気で言ってますか?」


「吸血鬼と言ってもさっきみた感じ上級ですよあれ……」


(確かに普通では無かったような……)


イザベラ「じゃあリーダーが居るんじゃないか?」


ルーク「嗚呼 居るかもね吸血鬼主(バンパイヤロード)


(確かそいつは他の個体よりも魔力が多かったような?)


ルミナス「任せて! 炙り出せば良いんだよね?」


「サーチ」


「さっき来た森の真ん中辺り!」


「最大魔力1000の吸血鬼発見!」


ルーク「有り難う! やっぱり頼りになる!」




 私達は早速その場所へ移動した

すると其処には大きな屋敷があり

ツタが生えており金属の柵は錆びてしまっている


屋敷の中からは異様な空気が漏れ出ている気がする



ルーク「よし入ろうか」


エリヌス「おいおいおい……ちょっと……ちょっと待ってくれ」


ルミナス「どうしたの?」


アミル「あー……」


「……無視して行きましょうか」


そう言うとアミルと二人は扉を開こうとする

するとすぐに……


エリヌス「おい! アミル! お前ら!」


「お願いだからおいてくなって! まじで不気味じゃんこの屋敷」


ルミナス「あーそう言われればなんか出そうな見た目してますね」


そう言って私は微笑みかけた

(まぁ吸血鬼(バンパイヤ)は出るだろうけど)


エリヌス「な! だからよぉやめようぜ……明日の昼にしような?」


ルミナス「あー昼は吸血鬼居なくない?」


エリヌス「あっ…‥」


アミル「じゃあ問答無用で行きましょうか」


エリヌス「わかった! わかったからおいていくなよぉ……」

大きくて重たそうな扉を押し開けると中は真っ暗で

殺気に満ちていた


 (強い視線を感じる……)


私達が中に入ると勢いよく戸が閉まった


(えっ……)


エリヌス「いやァァァァァァ(泣)」


「無理ぃ 俺暗いとこも怖いのもお化けもぜーんぶ苦手なんだよぉ(泣)」


ルミナス「大丈夫だよ!……多分?」


「ルークとみんなもいるし」


エリヌス「多分!?」


イザベラ「まぁまぁ 細かいことはぁ気にしなぁーい」


エリヌス「無理ぃい」


ルーク「そう言っている間に来たようだね」


「吸血鬼」


そこには暗闇で目が赤く光る数十体の吸血鬼がいた


すると突然飛び掛かってきた


それをルークやアミルがなぎ倒していく


すると一つの大きな扉があった

妙に綺麗だ


ルミナス「間違いなくここがボス部屋」


ルーク「そのようだね」


……


心の準備を整えると扉を開ける


ギィー……

煩い音を立てて扉が開く


そこには広い部屋と大きな玉座があり

そこに一人の吸血鬼が座っていた

間違いない吸血鬼主(バンパイアロード)


吸血鬼主「やぁやぁ勇者くん? 初めまして」


「いや……お久しぶりだね勇者ルークくん?」


ルーク「久しぶりだと? あったのは初めてだ」


吸血鬼主「いやぁ? あったよ」


「武闘大会の時に……」


「あっ……でもあの時は顔を見せてなかったよね」


「改めて自己紹介 我はダーク・クラティフォールだ」


ルーク「あの時の対戦者か!……吸血鬼主だったなんて」


ダーク「ところで何だけど勇者くん?」


「あの時の続きをしないかい? 勿論一対一の剣術で」


ルーク「誰がお前の手にのるか!」


ダーク「本当にそんなこと言っていいのかな?」


ルーク「どう言ういm……」


どういう意味だ! ルークがそう言いかけた時

私の視界は暗くなり倒れ込んでしまった

(急に眠気が……)


ルーク「ルミナス!?」


焦ってルミナスの顔を除くと すぅすぅ 音を立て眠っていた

ホッとしたのもつかの間に

僕の視界から彼女が消えた


そう……ダークが連れ去ったのだ


(何故あいつに眠りの魔術が使えたんだ? 吸血鬼主にそんな能力なんて……)


あっ……

そうだ今日の月は満月

そして紅い


月が血の色になる日

吸血鬼神の長が

その月明かりを経よ

こはき力量と速度

睡眠術を手に入れ時来

その名を吸血鬼遊戯これを伝ふ


ダーク「彼女が惜しければソコの三人は外に出て」


「勇者くんと我だけで決着をつけさせろ」


ルーク「なっ……」


脅迫をされルミナスを守るため抵抗するわけにもいかず

応じることにした


ダークと眠っているルミナスと僕

三人きりになり戦いが始まった

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