エピソード19 成長と進化!
数日後……
ルーク(そろそろこの街出なきゃだけど……)
「どうしようか……ルミナス?」
ルミナス「うーん……」
(どうしよ……ほんと……)
二人の目の前には成長しきった紅ノ龍が……
「ガルゥ!」
ルミナス(どうしてこうなった……)
―― 一週間前 ――
イザベラ「おーいガブルゥ! 餌だぞぉ」
ガブル「ガル!」
「しっぽ振っちゃってぇ可愛いなぁ」
アミル「イザベラさん? 餌あげすぎでは?」
「太りますよ? ガブル」
イザベラ「うーん……じゃあ特訓させるかぁ!」
アミル「え? ドラゴンですよ? 一応……」
―― 数時間後 ――
アミル(ん?)
イザベラ「おぉ! 強くなったなぁ!」
ガブル「ガル!」
アミル「イザベラさん? 何してるんですか!?」
イザベラ「何って……ガブルの特っk……」
アミル「幾らなんでも特訓しすぎですよ!」
「成体に成っちゃってるじゃないですか!」
イザベラ「良いじゃないかぁそんな怒らんでもぉ……」
アミルに怒られ柄にもなく
シュン……っとしているイザベラに
ため息をつきながら言った
アミル「どうするんですかこれ……」
「ルミナスさんに何て言われるか……」
イザベラ「あー……其れはもう見せたからぁ」
アミル「え゛それ何て言ってたんですか?」
イザベラ「ワァ!カワイクセイチョウシタネ!ってぇ」
アミル「本当ですか? 其れ……」
―― 現在 ――
ルミナス「うーん……ルーク?移動用ってどう?」
ルーク「ちょっと目立つかなぁ……」
ルミナス「だよね……」
ルミナス「あ! そうだ!」
「ねえルーク!」
「ガブルをこの街の守護神として留守番させるのは?」
「可哀想だけど……」
ルーク「うーん……そうだね……そうしようか」
ガブル「ガル?」
ルミナス「ごめんね連れていけないから此処でお留守番していてくれる?」
ガブル「ガルッガール!」
ルミナス「そう?良かった~」
ルーク「よしガブルは街役員の人に任せて」
「僕らはもう出ようか」
ルミナス「そうだね」
ルミナス「ガブル!この街をお願いね!」
ガブル「ガブガブ!」
ルミナス「うん!行ってきます!」
こうしてルミナス達は街の住民とガブルに
見送られながらまた新たな旅へと進んで行くのであった!
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