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エピソード12 武闘大会(前編)

武闘大会編は前編・中編・後編

と3つ続きます

 武闘大会に出ることになったルークは

剣術の特訓を始めていた


 シュッ……キーン……ザシュ……


 (汗水流して特訓している姿も美しい……)


 何か私に出来る事は無いかな?

ふと一つの案が思い付いた

 ()()()()()()()

 宿の厨房を貸して貰おう!


 そう……私に出来る事は其れくらい……

 

 私の思いは沈丁花のよう

良くも悪くも其れだけ……


 そう思いながら宿の厨房へ向かった



(行っちゃった……)

「ルミナス……」

 さっきまで自分の事を見ていてくれたのに……

何故だか少し寂しく感じた

 僕は彼女の事を考えていると

胸がこう……暖かく心地よい……

 やっぱり僕は彼女が……


(……そんな事考えている場合じゃない!)


 そう僕はこの武闘大会に勝って

みんなに……ルミナスに格好いいところを

見せるんだ!


「よぉ~し! 頑張るぞ!」


 優勝したお金でルミナスにプレゼントを……






……しばらくしてルミナスはおにぎりを持って

ルークのもとへ向かった


「ルーク! これ……どーぞ!」


「えっ……くれるのかい?」


「うん! 手作りだけど……」


「手作r……有り難う……とても嬉しいよ!」


 喜んで貰えて嬉しかった……

 ルークといると……何だか楽しいし

とっても落ち着く……

 流石ルークと思ったルミナスなのでした




武闘大会当日


 ルークの初戦の相手はこの男だった……


 すらりと身長が高くサラサラの

銀髪ロン毛を束ねた髪の毛に

ツンとつり目なスカイブルーの瞳が輝いている

 その男の名は……コウジ

去年の武闘大会準優勝を取った者だった……


(いきなり強敵……大丈夫だよね……?)


司会「それでは勇者ルーク対戦士コウジ……」


「lady……fight!」


コウジ「俺に勝てると思っているのか勇者!」


 コウジが猛烈な勢いでルークに接近する

 煽るコウジに対しルークは落ち着いている


「オラオラどぉーした?」


「降参か?」


ルーク「……」



コウジ「何黙ってんだよぉ!」


 イライラしている様子のコウジは

思いっきりルークに斬りかかった……


……が


 ルークには傷一つついておらず

逆に攻撃したハズのコウジの方が

バタリっと膝から崩れ落ちた


司会「……勝負あり! 勇者ルークの勝利!」


観客「キャー! ルーク様格好いい!」


観客「ウォー! スゲーな!!」


……っと


 あっさりルークは勝ってしまうのだった


(思ったより……弱かった)


 でも……第一関門は突破出来たしまぁ良いか……


 ルミナス!見てるかぁ?

僕勝てたよ!(一寸一瞬斬っただけだけど……)


 キラキラとした目を輝かせて

穏やかで優しい笑みをこちらに向けていた


 ルークが大きく手を振ると

ルミナスも大きく振り替えしたのであった……

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