エピソード10 ドラゴン(イザベラ アミル エリヌス)
今回も短めですね……
さっきまでルークたちと一緒にいたのに……
私が目ぇ覚めたときにはもう
コイツらしかいなかった
三人全員が目ぇ覚めたときには森が全焼
しちまっていたんだ
ルークや 私の愛しの
可愛い可愛いルミナスちゃんは
大丈夫かしらぁ~!
こんな野郎二人じゃぁなくて
美人の子だったら良かったぁのにぃ……
「早くルミナスちゃんを探すわよ」
「嗚呼……そうなのだが……その……」
「何だ! アミル!」
「言いたいことがあるのなら言ってみろ!」
「これだけ燃えてしまってはもう……」
「んなわけn……」
「アミルの言う通りだぜ姐さん……」
「そんな認めないわよ」
「俺らだって認めたくは無いんだけどな」
「なら……どうして!?」
「これだけ燃えていて生きてるなんて言ったら」
「奇跡」
「だぜ……姐さん……」
「んなぁこた分かってるってるよ……」
「でもさぁ……アイツらなら生きてるって信じようや」
「確かに……そうだな! イザベラ!」
「だろぉ! エリヌス!」
「分かってるじゃねぇ~か」
「いい加減探しますよ!」
「嗚呼…… そうだなぁ」
私たちが歩いて二人を探し始めてから
20分くらいが経った頃に木の奥から
音が聞こえた
あまりにもガサガサァと音たててる
もんだからぁ私たちは
見に行くことにしたんだぁ
そしたら其処には……
でっけぇドラゴンの子供がいたんだぁ
こりゃぁまずいと思い
みんな直ぐに武器を取ったさぁ
ドラゴンが火を吹きそうになったので
私は思わず叫んだ
「みんな下がれ!」
「火ぃ吹くぞ!」
だが……ちぃーっと遅かったぁようだ
「ハッ……」
一瞬にして全員焦がされたさ
相手に攻撃ぃ当てる暇もくれやぁしなかった
でもなぁ私は見たんだ
意識が朦朧としているなかで
ルミナス……ルーク……
あの二人の影をさ……
「ルーク! こっちの方から何か音が!」
「行ってみようか」
私たちが合流し20分くらい
三人を探し歩いた時
木の奥から音が聞こえた
剣を引き抜くような武器の音と
ドラゴンの火を吹く音が聞こえた
私たちは三人だと確信して駆け寄った
ドラゴンは逃げて其処には居なかったが
イザベラたち三人が倒れこんで居るのが
目に入り走って向かった
「イザベラ! エリヌス! アミル!」
「大丈夫か!?」
火傷した彼女たちを
私は急いで治癒魔法を使った
10分後……三人は目を覚ました
「大丈夫?」
3人「嗚呼……」
「ありがとなぁ~ルミナスゥ♡」
凄い勢いで飛び付いてくるイザベラ
其れを引き剥がそうとする男三人
其れを見て思わず笑顔になるルミナス
(良かった……またみんなとこうして会えて……)
「さぁ! 治ったことだしぃ~」
「ドラゴンをブッ飛ばしに行くぞぉ!」
そう意気込んでみんなで歩きだした
ドラゴンを倒し前へ……
進むんだ!
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