ブリテンで日本の小説が流行ってるらしい件
作者一個人の考察です。
エッセイ内容に付いて鵜呑みにするのは危険です。
エッセイで書かれた内容が本当かどうか読者自身で調べる事を推奨します。
最近ブリテンで販売された小説の25%が日本の小説を翻訳したモノらしい。
多く国々が在る中で日本の作品だけで25%も占めると言うのは驚きで在る。
英国誌「ガーディアン」の記事には日本は文学大国と迄言及してる。
読者層の多くは若者が中心で日本の小説は西洋には無い感性や斬新差を感じさせてくれるのだとか。
そんな日本小説が何故ブリテンの若者層に受けるのかをブリテンの翻訳家が解説してる。
日本の小説は西洋的価値観には無い視点で社会問題を観ている事がブリテンの若者達にとっては目新しさを感じさせてくれるとか。
そう言えば最近アメリカでも過激化するフェミニズムに対して何年も前に日本人が反論してた様な言葉を使っていたりする。
アメリカで過激なフェミニストに対抗するかの様に伝統的奥さん(トラッド・ワイフ)スタイルのインフルエンサーが人気をはくして居るらしいのだが、そのトラッド・ワイフスタイルのインフルエンサーに対して攻撃して来る過激なフェミニスト等に「女性の権利を護れと言うならトラッド・ワイフスタイルの生活を望んだ女性の権利も護るべきだ」と言う擁護の意見が出て来る。
この擁護の意見は過去に欧米諸国のフェミニストや其れに感化された日本の一部の連中が「日本の女性は保守的だ」「欧米を見習え」とか言って批判してた時期に良く日本側の反論意見として「女性の権利や自由を口にして居る癖に保守的な生活をする女性側の権利と自由を無視して批判するのはおかしい」と言ってたのを思い出す。
当時はそんな日本側の反論意見にも聞く耳を持たずに「日本は遅れてるぅ~」とか訳の分からない事を言って日本叩きをしていたのが一部の自称リベラルな日本メディアと欧米メディア(特にBBC)だったのだが変われば変わるモノだ。
ちょっと話が脱線してしまったので元に戻そう。
その他にも日本の小説を好むブリテンの若者達にとっては日本の小説は英国小説の様に社会批判的で過剰な社会風刺がないと言う意見も有る。
私個人の見解として英国の小説は基本的に社会批判や過剰な社会風刺が全面に出過ぎて居る事が多いと感じる。
其の為か読んで居ると作家さんの社会に対す思想の押し付けや説教臭さを感じる事が在る。
日本で言う所の左派系作品でやたら政治批判してたり社会批判して読者に気持ち悪い程に思想を押し付けて来る様な作品に似てるのかなとも思えて来る。
まぁ兎に角ブリテンで翻訳されてる日本の作品を読む英国の若者達には取っては、日本の小説は英国小説の押し付け的な説教臭い社会批判や過激な社会風刺表現が表だって観られれずに、批判や反対意見が有っても直接的な表現を控えてベールに包まれた様な(悪い意味で言うと伝統的京都人の言い回し的?)表現がミステリアスに感じるらしい。
兎にも角にも日本の小説が遠い海外の地の若者達の感性に突き刺さり捲っている事に意外な驚きを感じてしまう。