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女の嫉妬 母子の難しい距離感

作者: 宮智沙希

私(宮智沙希、44歳、統合失調症と双極性障害を抱えるシングルマザー)は去年の夏から、今年のゴールデンウィーク明けまで、4回の入退院を繰り返していました。


今までも、年に3ヶ月ほどの入院を繰り返してはいましたが、退院して2週間で再入院などとなったのは、さすがに初めてで本当に不安です。


不幸中の幸いは、実家暮らしなので、高校生の娘の面倒は両親が見ていてくれたこと。


しかし、コロナ禍の精神科病院は、当たり前ですが、完全閉鎖中。お見舞いも、差し入れの品を受けとるだけ。当然、慣らしの一時外出自粛というか、できない。一時帰宅も、実家に一泊もできないまま、退院してからの普通の世界とのギャップが激しすぎました。


帰宅して、一番のストレスは、人の悪口やうわさ話ばかりする母。


毒親という言葉は、あまり使いたくないですが、凪のお暇に似た我が家の母子関係は、とても難しい。


そして、私が入院中に初めての彼氏ができて、恋愛と美容に夢中になり、ぐんと綺麗になった難しい年頃の娘。


母が娘の美しさや若さに嫉妬しているように感じるのは私だけ?


私は、今更だけど、バトンタッチなんだなって、痛感しました。


肉体的に子供が産めなくなる年頃の私と、彼氏ができたら、2年以上止まっていた生理がくるようになった娘。


彼氏は、他校の野球部キャプテンで、塾にも通い忙しい男子らしく、普段は女ともだちと毎日夜10時までカラオケ、その軍資金のためにバイトなど、やたら心配をかけさせられましたが、受験生になったら、クラスの優等生グループのお友達と教室で勉強するようになりました。


若さって、尊いな〜。

若さに嫉妬している私です(笑)


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