閑話ーラトレセイス王国稗史
これは、取りあえずのアップです。
また、何か思いついたら増えたり変えたり、訂正が入ったりすると思います^^;
バルシュミーデ侯爵家に来て2週間経った。
マナーやダンスに始まって、歴史や貴族の家系図など、学ぶべき事のあまりの多さに、瑠凪は悲鳴をあげつつも、それなりに楽しんでいた。
字が読めるのもとても嬉しく、夫妻から様々な本を借りて読み漁っている。
ラトレセイス王国は、元は比較的小国であったが、3代目アレクサンダー王の時代に領土を拡げ、強国の一つに昇り詰めたのだという。
王侯貴族制度の国であり、貴族の所領の中には海も山も草原も砂漠もあり、産物のバリエーションも豊富である。
また、周辺諸国との関係性も悪くない為、他国の様々なものを手に入れることも出来る。
周辺諸国のうち、隣国のルーキフェルムとはそれなりに国交があるが、ルーキフェルムは獣人の国である為、国民1人1人の温度がかなり異なる。
差別的な感情を持つ者も国内には一定数存在する。当然、ルーキフェルムの方にも人間に対する差別はある。
国の上部は、争いたくない国の最上段に上げており、軍同士の交流なども積極的に行っているが。
ーちなみに、先先代の国王の娘と、先代獣王の弟とが結婚しているそうな。
現国王は獅子の獣人で、ルカーシュという名だそう。フォルクハルトやヴィンフリートともそれなりの付き合いがあるとの事。
(獣人…もふもふの国…異世界転移の醍醐味その1!)
瑠凪は右手をわきわきさせながら、戻ったらフォルクハルトたちに聞いてみようと思っている。
ルーキフェルムの隣ベリートは芸術の盛んな国だ。芸術を愛する者たちは皆、ベリートへ行って、巨匠という称号を冠された専門の人々に、自分の作品が認められることを夢見ている。
その隣国であるティオミスは、閉鎖的な国であり、王家の慶弔などでの付き合いしかない。
その3カ国がラトレセイスと国境を接している国々だが、所謂、地図の上でその外側にある国々についてはあまり知られていない。
現在の国王トリスタンも、そこまで国交を広げる気はないようで、国内で出回っている地図にはその先は無いのである…。
本編(?)は、午後にでもアップします。
続けてしまうのは長過ぎる気がしたので、バランスは悪いですが分けました。




