表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

俺、久しぶりに昼休みに喋る

昼休み、居心地の悪さを感じながら、ユイが作ってくれた弁当を食べようとしていると、


「き、如月くん。あ、空いている教室があるから、そこでぼ、僕とお弁当食べない?」


と、声をかけられた。


少しびっくりした。 声をかけてきたのは相川くんだった。


「え?」


「は、話したいことがあるんだ」


正直あんまり目立ちたくなかったので、

なんだろ?と思いながら彼の後ろをついていく。


少し歩くと、そこには教室があった。


なんでこんなところに?


ハルトは相川くんに声をかけられ、びっくりしすぎて空き教室の事を全く聞いていなかった。


教室の中は机と椅子が積んであった。使われていないようだが、ほこりっぽくはない。

掃除はしっかりしているようだった。


適当な場所に座り、弁当をたべようとすると。


「如月くん、昨日は助けてくれてありがとう。」


「え?」

やばいな。 昼休みに人と話すことが全く無かったため、うまく喋ることができない。


「え? 覚えてない? 昨日のカツアゲ! 助けてくれたでしょ?」


カツアゲか!

昨日の事を思い出す。


カツアゲされてた男子、そういえばいたなぁ。


その印象は、.....気弱そうなぽっちゃり体型。


「あ、あるある。面影ある。あの時の男子は相川くんだったのか。 」


でも実際は、スルーしようとしたし、自分もカツアゲされる側になってしまった。


という事を、伝えたら。


「それでも、僕は君に助けてもらった。

本当にありがとうございます。」


なんていい子なんだ。


一瞬で打ち解けた俺たちは、昼休みの時間ずっと話していた。


放課後。


ユイと帰りながら今日の昼休みの時間を思い出す。


主にアニメの話をした。


アニメの名前はf○te。


俺はこの作品が好きだ。


ただ、好きなだけで、詳しいわけではないが、

好きなものについて語れるのは、楽しかった。


特に今年の(2019年)1月に公開された劇場版についての話をした。




まさか一章のバトルシーンを超えてくるとは思わなかった。


必殺技を撃ちまくるのは映画映えする。作画神!


作画がいいアニメは、映画のような作画と表現するけど、神作画な映画は言葉が無くて表現できない。


などと昼休み中ずっと話していた。


ちなみに相川くんは、4回見に行ったらしい。


学校で久しぶりに楽しいと感じた。


しかも来年の春公開される続編を一緒に見に行こうという話になった。


相川くんは時々語尾に、なんだなってつける。

これが結構好きだったりする。


これもあの時の、語りかけてくれたサンちゃんのおかげだ。トークアプリを開き個人チャットでありがとうと伝えた。


この嬉しさを共感して欲しかったので、隣にいるユイに


「ユイ。俺友達ができたよ。」


と、伝えた。


ユイは少し驚いたような表情をした後、微笑みながら

「そう。......よかったぁ」

と言ってくれた。


その表現はめっちゃ可愛かった。


か、かわ、かわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ「ブェークショイ!!!」


ユイの可愛さに取り乱しかけたところを、近くにいたおっさんの盛大なくしゃみによって冷静さを取り戻した。


きょうはよく眠れそうだ。






サンちゃん視点


放課後、部活が始まる5分前。


俺のスマホのトークアプリの個人チャットに

一件通知が入った。


そこには、これまでのトークの流れをぶった切り


ありがとうサンちゃん。


と、送られてきた。


ありがとうってなんだ?

たまによくわかんねーことするよなぁハルトは


実際、ありがとう、と言われても太陽は何もしていないので意味がわからない。


俺はよく分からないながらも、親友へ


いいってことよ


って送ってやった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ