教授「山田満男」物語
この話は人間の、欲に満ちた醜さを描いた物語である。登場人物「山田満男(推定50歳後半)」は田舎にある大学の教授である。彼は紳士的な風貌で、世間から真面目な男と見られていた。しかし、彼の生きがいとしている趣味は「呪い」であった。彼は朝2時、近くの神社へ行って、わら人形を使い、誰かを呪っていた。ある朝、満男の人生を一転させる怪奇現象が起きた。それは日課としている呪いの儀式の最中であった。彼の目の前に、なんと等身大の人間の形をした“何か”が現れた。彼は大学の図書館へ篭り、その“何か”について調べ始める。満男は“何か”の正体を知り、自分の欲を剥き出しに生き始める。
いつもの儀式
2008/09/16 01:15
(改)