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ギリシャ神話をざっくりとまとめてみる  作者: 軌跡
ざっくり英雄伝・ヘラクレス編
8/34

十の難業だった筈なのに……

 ヘラクレスは罪滅ぼしとして、とある王から十の難業を受けます。はい、最初は十二じゃないんです。


 なぜ難業の数が二つ増えたかというと、単にイチャモンをつけられたからでして。


 無効とされたのが、無数の頭を持つ大蛇・ヒュドラ退治。そして三十年間ほったらかしにされていた家畜小屋の掃除、この二つです。

 ヒュドラ退治では、従者の協力を得たために。家畜小屋では報酬を要求したために、ノーカウントとなりました。


 で、合計十二となった難業は以下の通り。

1、刃物や矢を通さない鋼鉄の獅子の退治


2、上述のヒュドラ退治


3、狩猟の女神でも捕えられない鹿を、傷付けずに捕獲


4、人食いの猪を捕獲(これで問題となったのはその後。実は師匠を……)


5、上述した家畜小屋の掃除


6、軍神のペットである快鳥の討伐


7、海神ポセイドンが生み出した牡牛の捕獲


8、人食い馬のこれまた捕獲


9、女王が持つ腰常の入手(女王がヘラクレスに一目惚れし、難なく条件は達成されたが、ヘラが……)


10、常人では行き着くことが出来ない海の彼方にある島で、怪人と魔獣が守っている牛を入手


11、世界の果てにあり、竜が守る黄金のリンゴを入手


12、冥界の番犬、ケルベロスを傷付けず地上へ持ち帰る


 ――とまあ、いろいろと大変なことをさせられました。


 四つ目と九つ目の難業で何があったか、詳細は次の回で書きます。

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