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鈍感男とデレ系ハーレム  作者: ヴァルハラナイツ
3/7

崩壊①

いよいよこの小説も3話目です。

今回でこの小説の重要人物が出てきます

この人が入って来て、この小説が始まるような気がします。

それでは、今後のストーリー展開をお楽しみ下さい♪


それでは、3話目スタート!


キーンコーンカーンコーン、コーンキーンコーンカーン


SHRの始まりを告げるチャイムが鳴り、

担任の吉澤先生が教室に入ってくる。

いつもの挨拶の後、

「えー、今日は転校生を紹介します。」

そう言った途端、教室に歓声が響いた。

すると、1人の男子生徒が立ち上がり、

「先生!その転校生は女子ですか?男子ですか?」

まぁ、当然の質問だろうな。

「女子です。」

先生が答える。すると、今度は男子生徒からの歓声が響いた。そして転校生はどんな人なのだろうかと話し始めた。

その時、俺は英語の課題に全力を注いでいたので、転校生に全く興味を持たずにひたすらシャーペンを走らせていた。

「それでは竹川さん、入って下さい」

先生が転校生を呼んだ途端、俺はそれまで必死に走らせていたシャーペンを止めた。朝、駅のホームで覚えた胸のざわつきが帰ってきた。俺は心の中で、転校生について思考をめぐらせる。

「竹...川?まさか、"あの"竹川か?

いや、そんなはずは...確かあいつはこの鎌倉高校から遠く離れた高校に進学したはずだ。この高校に来る訳が...でもさっき転校生って言ってたよな?だが、とてもじゃないがこの鎌倉高校に入れる程の学力があいつにあったのか?(ここまで考えるのに5秒しかかからなかった。)」


そしてそのまさかが現実になる。


ドアを開けて教室に入って来たのは.本物の"あの"竹川だった。

「皆さん、こんにちは。酒井北高校から来ました。竹川小喜です。これからよろしくお願いします」

クラスに清楚な挨拶をした竹川。すると、隣から吉澤先生が

「それでは竹川さんの席は...」

言い終わる前に竹川が元々空いていた俺の隣の席に来て、

「ここですよね?先生。」

と言う。まさか、と思い、先生を見ると

「あー、そうですね、そこです。

あと、滝沢君。君は...」

やめて!お願いだから、その先だけは言わないで!

「竹川さんとは幼馴染で、小学校、中学校と同じだったと竹川さんから聞きました。なので、竹川さんが学校の事で分からない事があれば教えてあげて下さい。

では、みんな、次の授業の準備をしてください」

終わった...終わったよ。俺の平和だった学校生活がガラガラと音を立てて崩れるのが分かった。

教室中から黒い殺気や嫉妬の刺すような視線が俺に突き刺さってくる。

そうこうしているうちに先生は足早に教室を出て行った。

「よろしくね。龍君♪」

笑顔で俺に言う竹川の顔が、この時は悪魔の笑顔に見えた龍一だった...


あとがき&トークコーナー


作者「いやー、やっと出てきましたね。

この小説の重要人物、竹川さん。

彼女が出てきて、龍一を取り巻く女子達の恋の龍一争奪バトルが始まるわけですね笑」


龍一「何だよ、恋の龍一争奪戦って...」


作者「これからも鈍デレをよろしくお願いします!」


龍一「あっ!こいつ話をそらした!それに何か略されてるし!」


こんな駄文を読んでいただきありがとうございます。

感想やアドバイス、ご指摘等あればどんどん寄せてください。

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