登校②
前回に続いて二話目です!
今回では龍一の数少ない友人達が登場します。ですがまだ全員ではないです。
それと、次回か、その次の回でこの小説の重要人物が登場します。皆さんご期待ください♪
それでは...二話目スタート!
鎌倉高校前駅に着いて...
「ふぅ、やっと着いたか。なぁ、千佳、
今日の1時間目って、何だったっけ?」
「えーっと、今日は...コミュニケーション英語1ね、松井先生ね」
俺の問いに素直に答えてくれる千佳。
うん、俺はいい友達を持ったな。
「あぁ、予習やってねぇや、千佳見せてくれ」
「もう、仕方ないわね、教室に着いたら私の席にプリント取りにきて。」
素直に見せてくれる千佳。
うん、俺は本当にいい友達を持った。
「よしっ!ありがとうな、千佳」
「別にそんな感謝しなくてもいいわよ///」
「 また顔赤くなってるぞ?」
「へっ⁉︎な、な、何言ってるのよ⁉︎赤くなんかなってないって、言ってるでしょ⁉︎」
ドスッ!さっきよりも強い衝撃が今度は頭に来た。
「痛ってぇ!ったく、何すんだよ!」
前言撤回。いい友達なのか分からなくなった。
「まったく、朝っぱらからお前らはいちゃつきやがって、ムカつくやつらだぜ」
「2人共...何してるの?こんなところで?
しかも朝から。」
いきなり後ろから悪態をつかれた。
「よう、一橋、岡部」
先に悪態をついたのは、一橋海斗。
こいつも俺のクラスメイトで少ない友人の1人。(決して一橋慶喜の末裔ではない)
で、もう1人が、岡部はるの。
こいつも俺のクラスメイトで少ない友人の1人。
「よう、じゃないわよ。さっきの質問にまだ答えてもらってないんだけど?」
ひぃっ、すご〜く冷たい殺気をひしひしと感じるんですけど⁉︎
ちなみにこの岡部はデレ系にすると、
クーデレタイプになる。
「いや、まぁ、うん、何というか、その、あれだ、友達としての付き合いだ、
友達としてのな。」
「ならいいんだけどね」
一気に岡部の顔が明るくなる。ふぅ、何とか俺は命拾いし...
「友達として?友達として、ねぇ...ふーんそうなんだぁ」
てないらしいな、横から岡部とは違う黒い殺気を感じる...
「やっぱり宿題は見せてあげない。他の人に見せてもらいなさい。」
「えぇっ、ちょっ、そりゃないぜ、なぁ千佳〜頼むから見せてくれよ〜」
「知りません。気持ち悪いからくっつかないで。」
あまりにも冷たく突き返された...おれはなんか悪いことしたのか?仕方ない、ここは一橋に...
「朝っぱらから、いちゃついているやつに宿題は見せませ〜ん!」
「なっ⁉︎お前はエスパーか⁉︎それに理由がふざけてるだろ!」
「知ーりません、いちゃつき野郎の事なんか♪」
「あー、じゃあ、岡部は...
「ごめ〜ん!あたしもやってないから!
じゃあね〜♪」
「あっ、お〜い...はぁ、自分でやるか...」
そんな事をぼやきながらが学校に向かう俺を物陰から見ている人物がいるとは知るよしもない。
あとがき&トークコーナー
作者「鈍感男とデレ系ハーレムの二話目お楽しみいただけたでしょうか。
面白いと思って読んでいただいていれば
嬉しいです。まだまだ駄文な気もしますが、精一杯努力していくので、応援よろしくお願いします。感想やアドバイス、ご指摘など随時受け付けていますので、
何かあればよろしくお願いします。」