プロローグ
今回こそは完結させたいなぁって思ったり
ちまちまやってきます
300年程昔、地球に突如として現れ、当時の人間の7割を死滅させた魔獣。
幾つもの国が滅び、土地は奪われ、既存の兵器が通用しないことだけが立証された。
西暦2035年、大進行と呼ばれる人類に敗北の歴史だ。
一月にも及んだ大規模戦闘は人類の敗北と共に、土地の違う人類同士の決別を意味していた。
時の巨大な大陸の権力者が大規模破壊兵器とされるものを使用し、その地域を汚染させ、戦っていた、避難していた人間全てを消し炭にしてしまったからだ。
結果は人は消し炭、魔獣の殆どは死滅させたが、その汚染地域に適応したより強力な魔獣が発生し、より人類は衰退してしまった。
ただ、人類は負け続けた訳ではなかった。
殺せた魔獣の体内から小さく光る結晶、魔結晶の存在を発見し、地球上には存在し得ないエネルギーと、魔獣自体の牙や爪等が魔獣に通用するとわかったのだ。
あらゆる武器、快適な生活は終わり、人類は石器時代よろしく槍や剣に頼る時代へ一部戻った。
そして今
石器時代になった力は魔獣のような力を得た人類が魔獣を狩り、人類の版図を再び取り戻すべく、形骸化した国という存在が蘇り、国が主導し狩人と呼ばれる強者達。
その狩人達の物語である