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第13部分

 やあ、またあったな。

 俺だ。

 おれ、オレ。


 ………………………………。


 何だ?

 そんなこと言うのは詐欺師くらいだって?

 おいおいおいおい。

 いつの時代の話だそれ?

 宇宙歴以前の話じゃ無いか?

 …まあ、おもしろい冗談だったぜ?


 ………………?


 何の用かって、用がなきゃ声をかけちゃいけないってか?

 冷たいじゃないか。

 凍えちまうぜ…。

 

 ………。


 ああ!

 待て、まてって。

 帰ろうとしないでくれよ?

 せっかく、こんなトコで会ったんだ。

 O・HA・NA・SHI☆

 しようぜ b

 仲良くなるにはお互いを知ること。

 て、ことで俺のことは「二等兵さん」と呼んでくれ。


 …………?


 名前を教えろって?

 済まない。

 それはチョイと無理な相談だ。

 いじわるじゃなく、ちゃんと理由が在るんだ。


 ……?………………?


 だいじょうぶだ。

 理由くらいなら言える。

 まず、この空間がおかしくなっているのは分かるだろ?


 ………!


 マジかよ!?

 今気づいたのか!?

 

 ………………………………………。

 

 あ~…。

 そうか、あんたらはそれが当たり前になっちまっていると…。

 こっちで詐欺師が絶滅している事と同じくらい、馴染んじまってるワケか。

 気を付けろよ?

 世界に捕まっちまわないようにな。


 ………?


 おいおい…。

 わからないのに、ここにきているって…。

 じゃあ、説明してやる。

 お前さんたちは色んな世界の様子を覗き込んでるだろ?

 なら、疑問に思わないか?

 その世界では、結構な頻度でデカイ出来事が起こってるだろ?

 その中心にいるのが、所謂「世界に捕まった」奴らなワケだ。

 まあ、大体はどうにかなっているが、俺には無理だね。

 死んじまうって。

 本来なら、ここにいるのも危険だ。

 でもって、この空間で異なる世界の存在。

 つまりお前さんたちのことだ。

 に、名前を知られない事が、世界に捕まらん秘訣ってワケさ。


 ………………?………………。


 それは俺たちだけだって?

 自分たちは大丈夫って? 

 なら、「転生トラック」に気をつけてな。

 自分ちでも油断は禁物だ。

 おっと、説明してたらこんな時間だ!

 じゃあまた、どこかで会えることを祈るぜ! 

 アディオス!

 ってな。

















 (もっとも、次会ったら無自覚に世界に捕まって

  いたりしてな………。)


 

 

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