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異世界からの逃亡者!

初めて書いて見ました。

下手くそで、スミマセン。

宜しくお願い申し上げます。

暗殺者(アサシン)を召喚したつもりなのだが、ツンデレ少女(?)が降りて来た!!


エピローグ


12月13日の金曜日

僕(才賀知仁)はこの日、最愛の彼女と親しい親友に裏切られた。

大学受験の勉強の為、木枯らしの吹く中、予備校に行く通り道の公園で、2人でベンチ座り、抱き合ってキスする現場を見てしまったのだ。

怒りと失望の余り、拳を握り締めながら2人に向かって走り出した。

「チクショー!かな恵!涼太!」

「前々から、怪しいと思っていだけど、やっぱり!!」

僕は、2人の前で怒りを顕わにして叫んだ。

しかし、彼女は迷惑そうな表情をし、怒りの篭った口調で罵倒した。

「知仁のバァーカ!」

「元々私は、貴方の幼馴染だけど、彼女じゃ無いし、思い違いでしょう!」

さらに、「このド変態中二病野郎、近寄るな!」

「涼太〜!コイツ黒竜騎士アルフレッド・F・モカズ参上!とか言って、勝手に私の部屋に上がる人なのよ!」

確かに、中学時代は「中二病」だっんだが、高校に入ってからは、キッパリと(?)足を洗ったつもりでいたのだった。

でも、俺は、「黒竜騎士アルフレッド」とは、絶対に名乗ってはいない?! おかしい?何かおかしい???

何か何だか解らなく混乱している時、涼太が片手で僕の首元を掴んで来た。

そして、涼太が、トドメの一言を言い放った。

「これからは、かな恵の事は、俺が守る!」

「この変態野郎!ウザイから消えろ!!」

涼太の掴んだ手から逃れた僕は、失望と衝撃に打ちのめされ、涙で言葉にならな声を上げながら、登校するはずの予備校とは反対方向に全速力で逃げる事しか出来なかった。

何かが、後から睨み付けながら追いかけて来る感覚、殺気みたいな感覚から逃げたかった。

それから、何メートルか走った解らなかった。

突然、黒い影が目の前を横切ったと思ったら、何故か自分の足が絡まり、それはそれは盛大に派手にコケた。

「ウアァ〜」「ドチヤ」「コキッ」

手前に1回転して、顔から思い切り

「ドテッ」

「ベチャ」

最後は、顔面で地面にディープキスで決めてしまった。

血生臭ささと、ウンコとアスファルトのニオイ、顔面の痛みは無かったが、遠のく意識の中で、僕は、「俺もう終わった・・・」と思った。


起きた時は、何処の病院の処置室に寝かされていた。

鼻の軟骨、前歯の1本が折れて、額には3針を縫う怪我を負っていた。

「念の為、レントゲン検査したけど、異常は無いのて、帰ってもかわまないよ。」と医師から言われたので、治療費は明日支払う事と約束して帰る事にした。

何とか家に帰り着き、暗い玄関を開けた。

「ただいま」

俺の家族構成は、両親は、共働き夫婦で兄弟は、全寮制の高校に行っている妹と2つ下の同じく高校生の弟が居るのだが、交換留学でアメリカにホームステイに行っている。

つまり、今いま絶賛1人なのだ!

照明は付けず、怪我した場所が場所だけに、食事を取らないまま、そのまま2階の自分の部屋に転がりこんだ。。

そして、しばらくは、放心状態で座り込んだまま、あの事を思い出しては、そして怒りが込み上げて来た。

「彼奴等絶対に許さねぇ!」

「どうにかこの恨みを晴らさないと!!」

ふと、自分の机を見ると、その上に「召喚魔法の使い方と方法」の本が置いて有るのを見た。

予備校に出かける前は、確かにそんな本は置いて無いし、買っても所持していないのに???

日本語でも英語でも無い、不思議な書いてある文字も自然に読める?

「召喚魔法・・・?」適当に読んでみる。

「我、召喚する。 アサシン、暗殺者! 出てこい!」

何も起こらなかった。

そして、手で本に触れようとした瞬間!

手に取ってページを見る前から、勝手にパラパラとページが開いたので、僕は、後ろに下がったのだった。

ルーン文字みたいのと魔法円が飛び出して、天井からカーペットが敷いて有る床に向けて降りて来たと途端、焦げ臭い匂いと共に眩しい光の円陣が現れたのだ。

光の柱から、男性か女性ともどちら共と言え無い声が僕に問いかけて来た。

「貴方の願い叶えます。召喚したい者を唱えて下さい!但し・・・」

僕は、思わず動揺して「アンチャシャの召喚お願いします。」と舌を噛みながら叫んでしまったのだった。

アッと思って言い直そうとしたら、

「かしこまりました!」

「召喚開始!」

また、さらに眩しい閃光と共に、彼女が現れて出たのだ。

「ふぁぁ?! 何よ、いったい何が起ったのよ?」

現れた彼女を良く見ると、身長は見た目、14〜16歳位の弟と同じ位で、腰辺り迄ある長い紅い髪で、肌は色白で瞳は碧色、形の良い大きい胸が特徴の小ぶりな

スタイルの女のコが現れたのだった。

目が段々慣れで行ってく時に、重大な事に気がついたのだった。

彼女の身体には、胸と腰だけに黒い薄い帯状の布が、巻付く様に巻いてあるだけなのだ!

呆気に取られていた僕に気付いた彼女は、こちらを睨み付けると同時に、物凄いスピードで俺の顔にハイキックを思いっきりクリーンヒット!

「ひでぶー(酷いよ〜)!」

鼻血を出して意識が遠退く僕に向かって、「この〜お前!吾の身体をジロジロ見るな!エッチ!」と叫ぶのだった。




















次回は、5月の連休中に書く予定です。

何処まで出来るのか、先は判りませんが、

この子(作品)を立派に育ててみたいので、色々とご意見や興味が有る方は、可能なかぎり答えるつもりなので、何卒、ご鞭撻宜しくお願い申し上げます。



                ヒデタマより

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