表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/138

プロローグ 人生で一番衝撃的な日の始まり①

 執筆をはじめてばかりですが、圧倒的にファンタジーが多いので、修練のため(笑)書いてみました。

 ファンタジーの知識が乏しいので、調べながらゆっくりペースです。

アドバイスやご指摘ご感想大歓迎です。よろしくお願いします。

 前世24年、現世18年。

 トータル42年て、短そうで意外に長い人生だ。

 その42年で一番、衝撃的な瞬間だった。

 このくそ刹那(せつな)い、生き甲斐のない世界で、モブとして生きていくしかないと諦めていた。

 そんな俺に訪れた、前世で読み漁ったラノベみたいな展開。

 超絶可愛くて、エロくて、しかも最強の戦女神(おんなのこ)の登場。

 俺にその力の全てを貸すと専属契約が結ばれた。

 俺が()べばいつでもすぐ現れる。

 コスプレだってしてくれる。しかも、結構楽しそうだ。

 この美味しすぎる契約の対価は、ただ一つ。

 一人の人間を守ること。

 戦女神(かのじょ)形代(かたしろ)である人間をだ。

 ――いま、絶対可愛い女の子を想像しただろ?

 俺もした!!

 か弱くて、可愛くて、戦女神(せんとう)モードとはまた違う魅力で、イチャイチャする日常モード。

 そんな対価でいいなんて、美味しすぎて対価にもならん!

 思っただろ? 俺も思った!!

 だから、人生で一番衝撃的な日になったのだ。



 その日は今から3日前に戻る。

 フィヨルドの森に鈍い金属音が響き続けていた。



 グィンッ……ガィッ……グァキンッ……



「エルドフィン! 大丈夫か?! 少し変わるぞ!」



 リザードマンの後方から尻尾を払いながらアセウスが叫んだ。



「いや! このまま押し切ってやる! 隙が見えてきたぜェ!」



 俺は剣を振るスピードを加速させて、正面から畳み掛けていた。


 くそっっそろそろ決めないと、さすがに疲れが……


 俺は幼馴染みのアセウスと森を進んでいた。

 森を抜けた先の隣町に、物資交換……いわゆる行商をしに行くためだ。

 その道中、はぐれ(・・・)リザードマンと遭遇し、戦闘が始まった。

 それから一時間以上はずっとこうしている……。


 俺とアセウスは『冷たい(グズル)青布(ブラール)』を与えられた戦士だ。

 といっても少し鍛えた身体能力と微々たる魔力しかない雑兵(モブ)クラス。

 単体のリザードマンは、二人でなんとか、力押しで倒せる魔物(レベル)である。


 ガッ……グァキンッ……グァキンッッ……


 鱗が硬すぎて物理攻撃は効かないから、

 隙を作って、皮膚が柔らかい腹側から急所を刺す!

 そのはずなんだが……

 こいつ…この隙、わざと……討たせてる?!



「エルドフィンっ!!」



 鈍い痛みとともに身体が数メートルふっ飛ぶ。

 疑惑に気を取られて尻尾を避けきれなかった。


 やべぇ……頭がちょっとクラっとしてる……


 俺はすぐに立ち上がると、アセウスの猛襲を受けているリザードマンへと駆け寄りながら叫んだ。



「アセウスっ!そのまま畳み掛けろォっっ!!」



 見える隙を無視して、腕や脚や尻尾を集中して滅多打ちする。

 渾身の剣打とアセウスからの猛襲にリザードマンはバランスを崩した。


 決めてやるっっ!!


 俺の剣先がリザードマン(やつ)の急所を捉えた。

 剣にかかる全体重。

 皮膚に刺さっていく感触!


 もらったっっ!!


 とその時、リザードマンの魔力が急所(そこ)に集まってくる感覚が……


 ――まぢかっ、こいつっ!! やべぇ!! 避けられないっっ…



「《守りし槍》っっっ!!」



 ズブリと刺さっていく剣を持つ俺と、発光しだしたリザードマンの急所の間に、光を帯びたアセウスの剣が差し込まれたのが見えた。


 バシュッッッ!!

 ――ブァッッワワァッ

 ――ザザザザザッッ


 激しい閃光を放ちリザードマンは自爆した。

 爆風と衝撃波が周囲をなぎ払う。

 半径10メートルくらいが、えぐられた大地だけになっていた。

 むき出しの大地からの砂埃が風に舞っている。


長編2作目です。web小説の企画に合わせて、ファンタジー初挑戦してみました。

ご興味を持っていただけたら、ブクマ☆☆☆☆☆いいね❤️よろしくお願いします!

今回は執筆と同時に掲載して行くつもりのため、矛盾等出てきてしまったらご指摘いただけると嬉しいです!

よろしくお願いしまぁす!!(* ´ ▽ ` *)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=144605349&size=88 ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ