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それでも生き続けていく〜自伝〜  作者: ヒナノ花ひな
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〜中毒〜

今日もバイトが終わり稼ぎは15万くらい


新宿から横浜までタクシーで帰り


目的地はヒラキの家だ。



私【いま終わった 向かうね】


ヒラキ【了解!】




タクシーのなかでは、いつもドキドキだった


魔法のお薬で勘繰りがひどく


捕まってしまうのではないかという不安に駆られる


だからタクシーなら安全だと思っていた



ヒラキの家につき黒いタクシーを外で待たせた


いつも通り打ってもらい家へと帰る


タクシーのなかで好きな音楽を鳴らしまさに天国だった




【しかし…】




夜は眠れず幻聴や幻覚に悩まされた




仕事は体調が悪いと言って休ませてもらい


窓を眺めていたときだった




【あの人魔法の粉と注射器持ってる!警察に言わなきゃだね!!】











!?!?!?



私「なに!?どこから声が聞こえてくるの?あなたは誰?」




透明人間【僕たちは見えないよ!だって透明人間だからね!】



私「僕たち?数人いるの?警察には言わないで!」




私は透明人間まで信じてしまうくらいになっていた


急いでブツを家からコンビニまで猛ダッシュで一回も歩かずに走って捨てた



私「はぁ、はぁはぁ」




透明人間の声は聞こえなくなったが


なにやらドアの向こうで母親と警察の人が話している



警察官「あとは、こちらにお任せください」




母親「どうして!!うちの子がありえない!!!イヤーーーッ」




母親は号泣している。



私は捕まってしまうのだと、もうどうすることもできないとパニックに陥った。





ドアが開いて母親をみた瞬間




私は全身を震わせ



私「ママ…ごめんなさい!!」




母親「どうしたの?何があったの?」



私「え…??」





【…全て幻覚や幻聴だったのだ】




そうわかった瞬間私はなにもないと嘘をつく





なにもないと……。

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