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それでも生き続けていく〜自伝〜  作者: ヒナノ花ひな
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〜最悪なサイクル〜

私はアイスという魔法の粉にまんまとハマった。


だが、注射が大嫌いだった私はヒラキの家まで行き魔法の粉を打ってもらっていた


ヒラキはあの頃と比べ落ち着いていたし何処か寂しげだった。


私は注射が嫌いな魔法中毒だった…





私「こえーよ注射が!」



ヒラキ「動かないで笑」


玄関でいつものように打ってもらっていると


いつものように血管に入らなかった


私「はやくしろよ!」


ヒラキ「んれー?なんでかなーもうここブッ刺していい?」


手を横向きにして打ったこともない場所に打とうとする


私の感覚では30分しか立ってないと思っていたが

時間は4時間経っていた。


私はそのまえにも一本打っていたため 追い打ちという形だ


私「おまえ下手くそかよ!こっちは金あげてんだからさ!」


ヒラキ「わりぃ…」



そう私は注射を自分でするのが怖くお金を渡しヒラキに打ってもらっていた


いわゆる注射代だ


きつく腕の付近に血管を浮き出すために巻いていたゴムで手は…


私「うわ!なんか手の色おかしくね?ゾンビみたい笑 ほんとに元に戻る?」


ヒラキ「大丈夫だよ笑笑」


私「いいから おまえさっさと打てよ笑 この下手くそが!」


笑い声が飛び交ってると



同棲しているヒラキの大人しそうな彼女が


彼女「ヒラキ…ちょっと」


ヒラキ「あ?」


何やら揉めていた


ヒラキが戻ってくると


ヒラキ「仲良くしすぎだってさ」


私「はー?気持ち悪い」


私はそういうつもりはなかった


ただ打って欲しいと


ボーッとしてると


ヒラキ「まあ、大丈夫。いくよ」


よつやく血管が見つかり


注射器を押した…


《スゥーっと冷たい心地よく鳥肌が全身に立つ》



私「はぁーー…いいねこれ…私もう中毒かな?」


ヒラキ「ひなちゃんを中毒にはさせたくないよ その辺は止める」


私「そう…」


【このとき、私はなぜお金も全て手に入れて成功を掴んだとき その魔法の粉を使用したかったのか。私はまだ〝依存症〟というものを完璧には克服できていなかったのかもしれない】


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