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それでも生き続けていく〜自伝〜  作者: ヒナノ花ひな
26/48

〜レッドブル事件〜



いつの間にか朝は一緒に登校するようになっていた







飲み物を買いにコンビニへ行く






明菜「なににしよっかなー」






明菜ちゃんはオレンジジュースを取ってレジへ向かう





美紅「ウチ、お茶でいいや」







私はレッドブルを二缶取ってレジへ向かう







明菜 「なんで おまえエナジードリンクなの?笑 しかも二本 」








私「え? 朝はレッドブルでしょ?」






美紅「ご飯と一緒に飲むやつはあんの?」






私 「ある!」






明菜 「変なやつだなー」








そして、学校へと向かった







教室でレッドブルを二缶たいらげた後





明菜ちゃんが教室へとやってくると




明菜「なんだよ!この教室レッドブルくせーぞ!!」




担任の先生も教室へやってくると




担任の先生「ちょっと!なにこの匂いは!」











明菜「おまえだろ!笑」





私はレッドブルの匂いがあまりわからなかった





私「そんなにするかな?」










明菜・担任の先生「す・る・よ!!」




担任の先生「ちょっと窓開けてくれるー?」




近くにいた生徒が窓を開けてくれた





担任の先生「もー!相澤さん!レッドブルの缶、下のゴミ箱に捨てに行ってきて!教室のゴミ箱は駄目!」




私「うん」




はじめに言ってくれればいいのに

と思いつつ私は下の階に捨てに行った







教室へと戻ると廊下の匂いと全然違く

ようやく 教室がレッドブルの匂いになっていることに気付いた









私「うわっ!すごい匂い!」







担任の先生は困った顔でこちらをみて笑っていた





そして




担任の先生「刺激の強い匂いの物は教室のゴミ箱に捨てないようにしてください!」




クラスの生徒にそう告げる



【キーンコーカーンコーン〜♪】




明菜「おまえさー、海外でレッドブル飲みすぎて死んだ奴いんだからもう飲むな」




私「わかったよー」




次の日 当時の私は考え方が変わっていた




〝レッドブル〟が〝駄目〟なんだと受け取ってしまっていたのだ




遅刻していたが走っても遅刻していることには変わりないと思った 私は急ぐどころか自分のペースで行けることに逆にいつもより歩くペースが遅くなる





イヤホンで好きな曲を流し歩いた






そして〝侍〟というエナジードリンクと綺麗な空と一緒に写真を撮り







【これで怒られないぞ】







と、TLに載せた




すると、友人からすぐにコメントが来て







【同じだろ!】





と、くる



教室に入ると







担任の先生「遅いよー!なんで遅刻したの!」




《私は当時いつも学校へ行く前に音楽を聴く為

動画サイトをみていた そして時間がギリギリなのに気付くがどうしても音楽の方を優先してしまうし途中でピタッと音楽を止める事が出来なかったのだ》





私「動画サイト観てたら遅くなっちゃって」




担任の先生「学校に行く前にそんなものをみない!」





クラスの生徒が笑っているのがわかった




結局怒られてしまったのだ




しかし、何処か担任の先生は呆れたような微笑ましいような感じの目で見ていてくれていた。私の読めない行動にいつも頭を抱えていたが、いつも私を気に掛けてくれていた。

私は、先生の笑ってる顔が大好きだった。

幼少時代から母親に何処か気を遣っていたぶん

先生にそのぶん甘えていた部分があった。

その為、わざと悪ふざけをすることもあった

それでもニコニコ笑ってくれ受け止めてくれ

私もそれが嬉しくてニコニコしていた。



廊下で二人で話すときもあった




遅刻が多かった私に




・学校に行く前に動画サイトをみない




・夜は早く寝る




・遅刻したら早歩きで学校へ行く



ということを指摘してくれた


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