〜母親との共依存、リオとの出会い〜
私と母親は共依存になっていた。
14歳でアルコール依存になった私は母親がいないとお酒を手に入れることができない。
また、母親も精神疾患を抱えいつ、また自殺をしようとするかわからず私が必要だ
私は昼夜関係なく飲み続け次第にいつか友達と一緒に飲んで遊びたいと考えていた
そしてブログを通じて同じヴィジュアル系バンドの趣味で私みたいに顔面ピアスだらけのリオとやり取りをするようになった。
リオのブログは瀉血やリストカットなど自傷行為するものばかり投稿しており、普通なら理解が出来ないと見るのをやめるのかもしれないが、なぜか何処となく自分と似ていると共感したのだ。
リオの家庭は父親は自殺し母子家庭で弟がいて
弟の面倒もみていた。
私は兄弟がずっと欲しいと願っていたがリオの本心を綴っている投稿をみると凄く大変な環境に置かれている
ただ私達はブログ上でやり取りを交わすだけだが、私達にとってはそのただやり取りを交わす事だけが唯一の人との交流でもあり救いだった。
その子は〝フリースクール〟に頻繁に通っていた。学校へ行かなくても、フリースクールに行けば出席扱いになるというものだ。
わたしは次第に興味を持つ。




