〜14歳でのアルコール依存〜
『唯一の夢も希望も何もなくなり頭の中は空っぽ』
だった。
感情はアルコールを摂取しアルコールに任せ
私はまだ未成年だった為にそんな私に母親がいつもお酒を買ってきてくれた。
コロナビールを1日で6本と。
〝普通〟なら未成年にお酒を与えるなんてと思うだろうが、わたしにとってはこの日常が〝普通〟だった
当時聞いていた音楽の影響で顔には6ヶ所ピアスを開けて耳もまたピアスだらけだった。
私はひたすら学校へ行かず音楽と向き合い続けた
お酒を飲みながら
ヘッドホンをして狭い部屋に一人パソコンの前で14歳の私は配信を見て色々な環境にいる人間を観察していた
母親はそれでもいつも私の味方だったし
14歳の娘にお酒を毎晩買ってくるなんてっと思う人もいると思うが、母親は私がお酒がないと精神的に爆発してしまうのじゃないかと恐れた。
そして、私はお酒が無いと話せなくなってしまっていた。
なにをするにもアルコールが無いとできない。
誰かと話すのも携帯から着信が来ても
アルコールを摂取しないと話せなくなってしまっていた。
しかし、私は当時自分がアルコール依存だとは思っていなかった。
なぜなら〝おっさんがなる病気〟だと誤解していたから
私は日に日に飲む量が増え
とにかく酔えればなんでもよかったのだ
ビールの中にウォッカを注ぎのむ
またはウォッカをそのままストレートで飲む
お酒がないならと私は料理酒を取った
「おえっ不味い。そうだ、なにかと割ればいいカフェオレとなら大丈夫だろう」
日に日に私のアルコール依存は加速していった
〜母親との共依存〜




