【第三章 中学時代】〜上京〜
私は母親と共に上京を決めた
家は田舎と比べ家賃が高く綺麗とも言えないアパートへ引っ越した。
中学生になり入学式のとき雨がザーザー降っていたことを覚えてる。
すると傘を忘れたのか女の子が雨に濡れて歩いていた
私は声をかけたいがなんて声をかけたらいいのか戸惑っていた、それでも迷っている間にもあの子は雨でびしょ濡れのままだ。
私は思い切ってその子の元へ行きそっと傘の中へ一緒に入れた
すると、嬉しそうに
「ありがとう!」
とニコニコ微笑んだ
私も笑顔で答え
「緊張するね!」
と一緒に新たな学校へと向かった
次の日その子から手紙を渡され
『あのとき傘ありがとう!クラスは違うけど、ひなちゃんのクラスに私の親友の舞って子がいるから仲良くしてあげてね』
というような内容だった
私は休み時間舞ちゃんに声をかけてみた
私と舞ちゃんは好きな歌手が同じで意気投合し仲良くなったのだ。
ライブにも行ったことがあると聞いて色々話した。
そして私の他にも芸能活動をしている子がいた。
その子は実写版 ちびまる子ちゃんのドラマに、出演している子だった
すごく羨ましく思っていたのと共に何処かでライバル意識もしていた。
私も負けずにと仕事をこなしていった
しかし、中学2年の頃所事務所の所属費やレッスン費用を金銭的問題で支払えなくなり芸能活動は休止することとなる
〜14歳でのアルコール依存〜




