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それでも生き続けていく〜自伝〜  作者: ヒナノ花ひな
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【第二章 小学生時代 終】〜某有名女優との共演〜

ちょうどまだ東京へ来ているときだった。

私達は石川へ帰る準備をしていた

すると、マネージャーから連絡があり

「急だけど、CMが決まったから明日高尾山の方へ来て欲しい」

という内容だった


母親「どうする?」


私は迷わず


「する!!!」


と答えた。


次の日になり、朝からの撮影の為


午前4時頃には準備をして向かっていた。

現場に着くとスタッフや大人達に挨拶をし

まだ無名だった私は歩きでスタッフさんと共に高尾山を登った。


未成年の為、母親も付き添い

私は挨拶は交わすが何を話していいのか

わからなかった。

母親は「もっと自分のことをアピールしないと」


と言うが、何を話せばいいのかわからず


話し上手な母親がスタッフと会話をすることが多かった。


そして高尾山を登ると共演者がいた

私は誰構わず挨拶を交わし

監督さんの言う通りに撮影をする。

お昼になり、お弁当が配られ母親や共演者の方と食べた。


私は無言だった。なにより子役は自分しかいなかったのだ。


会話は相変わらず母親がしていた。


すると、無言で食べていた私に、共演者の男性から心無い言葉が放たれた。

「お母さんの方がこの業界向いてるんじゃないの?」


と。


私は悔しかったが何も言い返せず

母親は人見知りなんですと庇ってくれた。


撮影も終わりに近づき、私はあの言葉をまだ気にしていてた。


すると「おつかれさまです」と声をかけられ


見上げると、そこには有名女優のHさんがいた。(名前は伏せます)


母親ともちろん私もビックリし、母親はものすごく興奮している。


その綺麗さやキラキラしているオーラに見惚れてしまい挨拶を交わすことすら忘れてしまった。


『今でも後悔しています。何処かでまた機会があればそのときは、あのときのお礼と挨拶をしっかり交わしたいです。』


それからというもの、私は仕事がたくさん入り

塾の生徒役のCMや学校を行く暇がないくらいでした。


【第三章 中学生時代】〜上京〜

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