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かつて私達を見下した者達へ  作者: A-ten
カスミ視点
9/9

ペアマッチー序章ー

今回は少し短めです。

どうぞ。

「わぁ...!見て、カスミちゃん!すっっっごい広ーい!」

「ほんと、凄い大きさの建物...遠くからでもすぐ分かる大きさだし、中も当然広いと思ってたけど...想像以上だね。」


まるでお城の中に入ったかのように広いロビー。

ロビーでこんなに大きいのなら、中央闘技広場は一体どれほど大きいのか...

ますます心に不安とプレッシャーがかかるが、それを押しとどめる。


「あっちに受付があるよ、はやく済ませちゃおう。」

「りょーかい!」


二人で受付へ進み、係員の人に受付を申し込む。


「お二人での参加ですか?」

「あ、はい...この2VS2をお願いします。」

「了解しました。二日目からの参加になります。当日は参加選手への挨拶やコンディション確認のため、8時前には会場に着くようにして下さい。」


私は朝に弱い。8時前なんて無理だ。

横にいるユリちゃんに助けを求める目を向けるが...


「わかりました!8時前ですね!」


絶対そのアホ毛切り刻んでやる。


受付を済ませ、会場内を少し探索に出る。


「...?」

「どしたの、カスミちゃん?」

「ううん、なんでもない...」


なにか視線を感じたが、気のせいか...?

気にしないようにして、私は中を見てみる事にした。


━━━━━━━━━━━━━━━━


ああ、ようやく見つけたぜ...

あんな目立つ花の着物してんだ、すぐ分かった。

アイツが師匠に恥をかかせたクソ野郎の弟子...

師匠の恨みをオレが代わりに晴らす。ぜってぇにな...


「ケヒッ...待ってろよ...イヒ、イヒヒヒ...」


隅で怪しく笑う影は、音もなく近付いてきていた。

次回は一日目にカスミ編では公開できないストーリー構成を書く為、一日目を飛ばして二日目からの開始です。

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