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 本来ならもっと早く更新する予定でしたが、先延ばしにしました。理由は特に有りません。強いていうなら服の種類を全て調べ上げるまで待っていました。今のところは八割程度ですが。


 ひとまず、服が表すものを雑に全部羅列してしまうと、こうなります。


印象:ルックス・雰囲気・佇まい・姿勢・外面・見かけ・物腰・全体像。

社会的な役割:住まい・クラス・素性・家屋・階位・身元・ポスト。

表向きの顔:公的・表の顔・よそ行き・伊達・建前・見せかける・化けの皮・世間体。

境遇:性質・生まれ・心境・住処・出自・素質。

隠す:カバーする・蓋をする・見せない・抑制・結界・爪を隠す・不透明・境界。


 上にある通り、隠すことを重きに置いている印象があります。

 服っていちおう隠すためのものです。そりゃあ、人前で裸になった日には警察行きですし。


 露出度でもキャラクターを表せますよね。肩を出していたり、脚を露出しているキャラは、活発だったり、大胆だったり。反対にロングスカートをはいていると、自信がなさげだったり、おとなしそうだったり。


 いちおう、メタファーで考えると、キャラクター性にあった格好にすることも多いです。

 かわいらしい少女ならばミニスカート・魔王にはマント・お姫様にはドレス。と、いった風に。

 だけど、素性を隠している場合はどうなのか。年がら年中、それらしい格好というわけではないですよね。人にはオンとオフがあります。

 あからさまに怪しげな姿で出てくるキャラクターもいれば、隠している者だっています。普段は善人を気取って一般人にまぎれているけれど、いざとなったら……という雰囲気でしょうか。

 私は『普通の人かと思っていたら実は敵だった』というパターンで、服装をうまく扱います。その、本性を隠すという言い方がいいでしょうか。

 腹黒い役であれば、その黒さを隠したり。本当は弱かったら、あえて派手な格好をして着飾ったりと。


 そういえば、上に『結界』とか『境界』などという単語が、ありますよね。そういえば、RPGで出てくる装備には特別な効果を秘めている場合が多いです。魔法防御を高めたり、攻撃力をアップしたり。

 歩く教会なんてのも、ありましたよね。そういうのを意識すると、面白いと思います。ウィンドブレーカーに風属性半減の効果をつけたり。


 ほかにもTPOだとか、いいますよね。


『時』と『所』と『場合』


 舞台に分けて使い分けることも大切です。

 舞踏会や式典などといったフォーマルな場では、相応の服装を。

 逆に砕けた雰囲気の場所ではカジュアルな服装で、といった感じで。


 夏には半袖。冬は厚着。夏祭りは浴衣。夜の寝室では寝間着。学校に行くときは制服。いろいろと浮かんできますね。


 あとは、ファッションに関していいますか。


 ハッキリ言って、ファッション用語、多すぎます。しかもほとんどカタカナですので、普通に載せても伝わらないだろこれ、ってやつもありましたよ。

 スカートの形なんてまともに載せると、「イレギュラーレムフレアプリーツスカート」といった感じで、属性の渋滞を起こします。


 描写するのなら、シャツ・スカートだけでいいのではないでしょうか。伏線だったり特別な意味を持つのなら別ですが。


 いえ、本題はそこではなく。

 リアルでのファッションはパーソナルカラーだったり、いろいろなことを考える必要があります。ダサいか似合うかをきちんと熟慮して云々。

 ただし、創作では好みを全開にしてもいいんじゃないかと思いますが。


 それはそれとして、『引き算』というものもあったりします。

 たとえば甘すぎるコーデになったら、辛口のアイテムで調整したり。フォーマルに寄りすぎたら、ジーンズを合わせたりして、カジュアルダウンしてみたり。


 メインが上半身なら、下半身は土台とのこと。目立たないけれど、しっかりと作り込まなければ、バランスが悪くなるとのこと。

 確かに上半身の色はイメージカラーになりやすい印象があります。遠坂凛は七割が黒ですが、赤のイメージも強いです。まあ、あれは赤い悪魔という呼称があったり、イメージカラーを押されているからというのも、ありますが。


 なにがいいたいのかというと、主張したい色があれば上半身に持っていくべき、ですかね。


 ただ、なんだかんだいって下半身もかなり目立つと思うのです。女性キャラならば。

 例えば、スカートです。女性らしさをアピールするにはアレ以上に最適はアイテムはありません。私は説明文を使わずに性別をアピールする方法として、よく用いています。

 カラーパンツを用いればボトムスを主役にしたコーデもできうようですが。あれはほかの要素をシンプルにするんでしたっけ。


 メイン・サブが云々はよく分かりません。視線は胸のあたりに集まりますしね。雑に考えておいてください。


 余談ですが、私は登場人物を描写するとき、頻繁にワンピースを使います。理由は「なんとなくやってしまっていた」です。まあ、楽なのですよね。一枚でしっくり決まりますし。面積が大きい分、カラーが出やすいし、配色がややこしくないしで。


 キャラクターの印象は色で大きく作用されます。とはいえ、赤い服・青いワンピースなどで表すだけでは、妙に味気ない。アイテムの名称を文章に取り入れるのも、いいと思います。


 その肝心の名称ですが、死ぬほど多いため控えます。かわりにざっくりと各パーツの印象を羅列しておきます。


 コート:本音を隠す・自己防衛・カバーする・守る・本心を隠す・防寒・秘密・外出

 スカート:無防備・女性・少女・誘い・媚態・貞節・優しい・扇情・動きづらい・保護

 ズボン:行動力・男性的・活動的・自由・力強さ・積極的

 ワンピース:涼しげ・清楚・上品・女性的・しなやか・手軽・王道・優しい・清潔感

 ドレス:フォーマル・華やか・装飾的・パーティ・きらびやか・高級・大人っぽい・貴族・姫


 制服:統一性・学生・生徒・表向き・外面・校則・秩序・青春・思春期・協調性

 ユニホーム:揃い・調和・連帯意識・一体感・チーム・選手・仲間意識・集団・職業・広告




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