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2人の百合百合恋物語  作者: イカリング*7 8 3
5/11

第5話 ぷにぷには正義


よし。プランは出来た。後は実行するだけだ。

出来るかな?いや愚問だな。私なら出来る。

この

【光姫ちゃんと休日にデートする企画】

をね。


お昼休み。

私はいつも通り光姫ちゃんの机に行ってご飯の支度をする。支度と言ってもお弁当を出すのと、お弁当の下にお弁当を包んでいた布を引くだけだが。

今日のお弁当の中身は、大根おろしの入ったソースをかけたハンバーグと、白米、小さいカップに入ったグラタンと、小房のブロッコリー、卵焼き、それに…………

となかなか種類が豊富にしてきた。まぁ実際はお母さんに頼んだのだが。これもとある目標のためだ。

しかし忘れてはいけない。

今日の本題は

【光姫ちゃんと休日にデートする企画】

のお誘いをすることだと。そう自分に言い聞かせる。

よし。まずは喋り掛ける所からだ。いつもこの第一声が物凄く緊張する。いい話題はないかと、今日の午前中の出来事を探る。

そうすると真っ先に朝の里奈とのやり取りが思い浮かぶ。これでいこう。

とその前に。


「頂きます。」

「頂きます。」


そう言いまず米を口の中に入れる。

うん!美味しい。

私に食レポ力を期待してはいけないと思う。 まぁしいて言うならふっくらしてて温かい。

あと美味しい。

そして、それを噛み終え喉に通す。

そうし終わったところで、先程頭に浮かんだ話題を口に出す。


「今日の体育の時間さ、私暖かい格好してなくて凄く寒い思いしてさ。昇降口で蹲ってたの。」

「でね。その時に里奈が来て汗かいたとき用だって私にコートを貸してくれたんだよ。いや~本当にあれは有難かった。」

「そうなんだ。良かったね奈々ちゃん。」


会話の流れはとりあえず作れたから、後は普通に会話出来そうだ。

もう企画のこと話題に出した方がいいかな?

いやでももう少しあとの方がいいかな?どうしよう。

ふと光姫ちゃんを見てみる。

なんだろう。凄くボートっしてる。心ここに在らずみたいな感じだ。


「光姫ちゃん」


試しに名前を読んでみる。

反応がない。

顔の前で手を振ってみる。

反応がない

そこまでし終えたところで私の中の欲望がチラリと姿を現した。

そう。

光姫ちゃんのほっぺ柔らかそうだなと。

触りたい。いや…でも触って気づかれでもしたら嫌われるかもしれない。でも触れたい。

その純白の肌の中にある無限に広がるぷにぷにの快楽に触りたい。

やるか?

どうしよう。やりたい。でも。

……………………

………………

…………

……

長い?戦いの結果は私の欲望の勝利に終わった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は今日もいつも通り椅子に座り、お昼の支度をして、皆でご飯を食べ、いつも通り奈々がご飯を食べている姿と、奈々が喋っている話の内容を聞いていた。

しかし今日はいつも通りではないところが2つあった。

1つ目は、奈々が私のことを話題に出してくれたことだ。その話を聞いた途端私は、内心でニヤニヤしていた。

頑張って顔には出さなかった。もし顔に出ていたら周りの女子が引くほど引いていただろう。

そして2つ目。これは衝撃的だった。

思わず心の奥から溢れた黒い物が無意識に溢れてしまいそうになるほどには。

奈々が邪魔mゲフンゲフン白崎さんのほっぺを触っていたのだ。

人差指でつついたり、両手で両方のほっぺを軽く抓ったりしていた。

もしかしたら私以外の人が聞いたら、そんな事で…と思うかもしれない。

しかし私には“そんな事”では済まされないほどの事だった。

私と奈々だけの世界に無関係者が入ってくるなと、奈々は私のものだと。

そして、また世の中はわたしから“大切”を奪うのかと。

言うまでもなく今日の昼食中の私の気分は良くなかった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~おぉぉ……ふぇぇ……ふぅ……

勘違いしないで欲しい。私はけしてエロいことは“今”はしていない。

光姫ちゃんのほっぺを触っているだけだ。

私は家族以外のほっぺを触ったことは無いし家族以外に触られたことも無い。

正直、ほっぺなんて皆一緒たからなんで触っているのだろうと思っていた時期もあった。

しかし私がその頃の自分に会えるのならこう言ってやりたい。


「なんかもう好きだよ(ほっぺが)」


と。

しばらくぷにぷにに熱中していまい、【光姫ちゃんと休日にデートする企画】のお誘いを完全に忘れてしまっていたが、自分のお弁当を見て思い出した。なんでかは知らない。

名残惜しいがほっぺ揉み揉みは辞めて光姫ちゃんを起こす?ことにした。

ボートっしていた光姫ちゃんだったけど時々ほっぺをもんだ時、んっ///…って言うのがたまらなかった。

なんでボートっしていたのかは知らないけれど。


「光姫ちゃん」「光姫ちゃん」


と私が3回ほど呼びかけると光姫ちゃんはやっと意識を戻した。


「は!どうしたの?奈々ちゃん?」

「もう聞いてる?光姫ちゃん。今度の日曜日お出かけしようって話。」

「んぁぁ。全然大丈夫だよ。」

「そっか良かった。じゃあ午前10時に私の家の前に集合でいい?」

「うん。分かった。」


よし上手いこと騙せゲフンゲフン許可を取れた。

光姫ちゃん、ずっとボートっしていたから適当な事言ったら大丈夫なんじゃと思ったら大成功だった。

日曜日が楽しみだ。

それはそうと私にはもう1つやりたいことがあった。

今日のお弁当の中身が豊富なのもそのせいだ。

さぁ頑張るぞ!!


「光姫ちゃん私のお弁当で何か欲しいものある?」

「え?いいの?」

「うん全然いいよ。で光姫ちゃん何が好き?」

「う〜ん…じゃあ卵焼き貰っていい?」

「うん!いいよ。」


勇気を出せ佐倉奈々。ここで引いたら女じゃない。よし。やるぞ!!

そう決意して卵焼きを箸でつかむ。

そして。


「はい。あ〜ん」


卵焼きを光姫ちゃんの口に差し出すのであった。

いつも読んでいただきありがとうございます。

こんな作者が好き放題書いている小説を読んで頂い嬉しいです。

相変わらずの酷さですけどそれでも良いと思ってくれるならこれからも読んでもらえると有難がたすぎて鼻血が出ます。

更新は不定期ですがこれからもよろしくお願いします。


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