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2人の百合百合恋物語  作者: イカリング*7 8 3
10/11

第9話 アタック?

金曜日。

光姫ちゃんとデートの約束をしてから一日がたった。正確には半日程度だが。

今日は里奈と登校していた。里奈に昨日の帰り、明日は一緒に登校しようと誘われたのだ。

何故光姫ちゃんと登校しなかったのかというと、明日は光姫ちゃんは生活委員会の集まりで朝早くに学校に行くことになっていたため、私も朝早く起きて、それついて行こうと思ったが光姫ちゃんにそれを伝えたところ


「気持ちは嬉しいけど大丈夫だよ。奈々ちゃんはゆっくりしてて。」


と言われて私が「それでも」と言うと


「でも奈々ちゃん寝坊しそうなんだもん」


と言われた。ぐぅの音も出なかった。

たまに早く来るとはいえ、いつも集合時間に遅れてくるのだ。 さらに普段より朝早く起きなければいけないと言われたら寝坊する自信しかない。だから渋々光姫ちゃんと登校するのは諦めた。

今回の件も含めて、なんか最近光姫ちゃんが今までより思ったことを口にしてくれている気がする。今回はそれがツンな態度で出てしまったが……。

まぁ前より距離感が縮んでいるからだろうと思い、それを考えると案外悪くないなと思うから別に嫌ではなかった。断じてそういうのに興奮する口ではない。断じてだ。

とまぁそんな事があり今日の朝の登校は1人だったので、里奈と一緒に登校することにした。

里奈が一緒に登校しようなんて言ってくるのは初めてだったので少々驚いたが、単純に嬉しかったので光姫ちゃんと集合するいつもの場所で集合することにした。集合時間も一緒だ。そうしないと私が起きれないためである。

そんな短いような、長いような回想をしていると隣から里奈が話しかけてきた


「うぅ寒い。奈々は暖かそうでいいなぁ。」

「最近今までより寒くなってきて冬服だけじゃ足りないよね。流石1月って感じだよ。」

「そうだよね~。私も奈々みたいに手袋付けようかな。」


と言って里奈は自分の手を見て「うぅ」軽く身震いする。そんな里奈の姿に「ふふ」と笑う。ただ


「いや手袋以前に里奈はもうちょっと長いスカート履いてこようよ。完全にそのスカート夏服のやつじゃん。膝よりちょっと高めのスカートなんて。」

「うーん。そうなんだけど私長いスカートそんな好きじゃないんだよね。」

「何で?動きにくいとか?」


運動神経がかなり良い里奈なら「動きやすい方がいいから」なんて理由で寒い方を取るなんてことも有り得ると思い聞いてみる。


「いや、そうじゃなくて。長いスカートより短いスカートの方が好きだから履いてるみたいな感じ。」

「何それ。理由になってないような気がするんだけど……。まぁいいっか。」


里奈の答えに「いや短いスカートが好きだから、長いスカートが好きじゃないっていう理由にはならないような気がする」なんてツッコミは置いておくことにした。

気になりはしたけど里奈が詳しく話さないってことはまだ話すべきじゃないってことだからだ。

私は里奈にかなりの信頼を寄せていると自負している。初めての友達だからというのもあるだろうが、里奈はちゃんと先を見据えているということを私が知っているからだろう。だから気になりはしたけど里奈が詳しく話さないってことはまだ話すべきじゃないということだ。


「うん。また機会があったらちゃんと話すよ。だから……」

「だから?」


里奈が私より数歩前に出てこちらを振り返り止まる。そして


「 これからもよろしくね 」


綺麗に笑った。可愛かった。勿論光姫ちゃんに対して抱いている感情は抱かなかない。

ただ、凄く女の子らしい表情だと思った。綺麗な笑顔に明るい声。そして少し赤みを帯びている頬。その全てが可愛かった。

そんな笑顔を見てしまったのだから私も自然と頬が綻びる。

そんなものだから


「勿論。でもそれはお互い様だよ。」


もうちょっと気の聞いた言い方はなかったものかと思ったが里奈は、凄く嬉しいそうで、プルプルしていたのでいいかと思い、今度は私が数歩前に出て再び隣同士になり2人で先に進む。


「そいえばもうそろそろ中間テストだね。」

「あぁ……。せっかくいい感じだったのに思い出させないでよ……。」

「あはは。ごめんごめん。」


こうして今日の登校は幕を閉じた。

いつも読んでいただきありがとうございます。

本当は2日前に投稿しようと思っていたのですが、ダラダラ過ごしているうちに2日が経ってしまっていました。本当に申し訳ございません。

これからは書いたら直ぐに投稿するようにします。相変わらず更新は不定期ですがそれでも読んでいただいたらイカリングにとっての幸せになります。

これからもよろしくお願いします。

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