夢と今日という日
二話目です。 、の使いかたがまだ分かってませんw おかしいと思いますが、しょうがないなと読んでください。 それではどうぞ
「久しぶりに見たなあの時の夢」
暖かい太陽の光が部屋を照らすなかセイは目が覚めた
「最近は見ることがなくなってきたと思っていたのに」
まだ幼い頃の夢、前は寝たらその夢を見ることが当たり前だったが、今では見ることが少なくなっていた はずだった
「セイー 起きてるー? 起きてるわけないけど」
その声とともにガチャっとドアが開いた
「珍しいね、セイがこの時間に起きてるなんて」
「雨でも降るんじゃないかしら」そう失礼なことを言う背中まで伸ばした金髪が特徴の彼女は、リアン 昔からの仲で、あの事件の時に俺の隣にいた、たった二人の生き残りの一人である
「あの夢を見たの?」
「あぁ、最近見てなかったんだけどね、やっぱり今日だからかな」
そう今日、今日はあの事件が起きた日である
だからこの日になったら俺たちは廃村になった村に墓参りをしに行くのだ
「そうだね、それじゃあ起きてるなら早くいきましょう」
そして、俺たちは外に出た
この日、起きるのが少しでも遅ければあんなことにはならなかったのか、今考えても仕方がない なぜならもう手遅れなのだから
魔物達の襲撃まであと、『三時間』
登場人物
セイ・・茶髪で、昔に親友からもらった緑色のゴーグルがトレードマーク 魔物の襲撃により滅ぼされた村の生き残り 魔法を親友がかばった時のショックで、その時の夢を見るようになっていた 最近は落ち着いてきた模様
リアン・・背中まで伸びた金髪が似合うセイの昔からの友達、セイと同じ村で育った二人目の生き残り 事件の夢を見るようになったセイを心配している
いつもセイを起こしに来ている