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坂の多い街  作者: ぴーたろう
3/3

昼の湯気3

 講堂へ向かうにはキャンパスの中心にある池を越えていく。実際には池を通らずに向かう道もあるが、豪は池を抜けていくのが好きだ。東京の中心にあるキャンパスだが、池の周りは樹木に覆われとても気分が落ち着くからだ。


 木々に囲まれた池にも春の空気が漂っている。空気の変化を具体的には説明できないのに、何故か心が踊るようだ。


 池を抜けると講堂の裏側、理学部の建物群にぶつかる。うちも理学部なのになんでやたらと離れているんだろうか。などと幾度となく繰り返した問いをぼんやりと浮かべながら建物の前を通りすぎる。続く工学部の建物の裏手を抜ければ、弥生の門はもうすぐだ。

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