第ニ話 喧嘩
イヴ(真弓)は、ララに入学を押し付けられ、ビレッジ・マジカルハイスクール学校に入学する事になる。しかし、この先住む場所などの問題が発生して?その頃、人間界では......
人間界.....................
新太サイド
「先生‼︎た、た、大変です!」
「どうしたのですか?新太君。言ってごらんなさい。」
「......真弓さんが...樹の陰公園の噴水で...光に呑み込まれて消...えました...」
「............何ですって⁉︎直ちに、警察に届けでなければ‼︎」
プツン... 電話が切れた。僕は、見てしまった。真弓ちゃんが噴水の中に吸い込まれるのを。......もし、この事件が解決しなかったら...真弓ちゃんは...真弓ちゃんは...
「ううっ......」
「...何泣いてんの......新太...」
「ううっ...だってぇ...真弓ちゃんが...」
「泣いたって仕方ないじゃん。それに...もう...帰って来ないかもしれないじゃん...」
確かにその通りだ。真弓ちゃんは、もう戻って来ないかもしれない...だがしかし、僕はこの言葉にムカついてしまった。
愛羅サイド
「泣いたって仕方ないじゃん。それに...もう...帰って来ないかもしれないじゃん...」
ああ...我ながら気の無い言葉を出してしまった...新太は泣くだろうか。しかし、新太は意外な事を言った。
「何でそうやって帰って来ないって決めつけんの⁈」
珍しい事に、あの大人しい新太が、怒った。
「やってみないと分からないでしょ⁈いっつも、いっつも...」
「はぁ‼︎⁉︎だから何⁈まだ決め付けてる訳じゃないし‼︎そっちが決め付けてるだろこのヤロ‼︎」
「...ッ‼︎いっつも...‼︎死ね!バカ野郎‼︎」
ああ...子供みたい。めんどくさっ。しかし、新太の挑戦、受け取るよ。例え、どうなっても......
「あーあ、あの大人しい新太は何処に行ったんだろうね〜。あれぇ⁇もしかして大人ぶってた⁇そっか〜。引くわ〜。」
「...................」
「あれぇ⁇大人ぶってたのがばれたから何も言えない?無知だね〜。」
「ッ‼︎ああああアアアァァ‼︎‼︎」
うわ、殴りかかってきた。そういえば、前まで空手習ってたんだっけ。しかし、わたしは、空手も柔道も習っていた。こんなやつ、相手じゃない...‼︎
私は、新太のパンチをよけてからのカウンターで、チョップを繰り出した。しかし、よけられた。そして、何故か新太は習って無いはずの柔道の技も繰り出してきた。
「...僕は、柔道も習ってたんダヨ...」
新太は低い声で言った。新太、正気を失ってる⁈
しかし、私は地球投げで一発を決めた。新太は、頰から血をダラダラと流していた。
「コノッ‼︎ガアアアァァァァァァ‼︎‼︎‼︎」
「あーあ、真弓がこの場面見たら、新太、嫌われるねー。」
「ッ‼︎」
私は新太が動揺しているうちに正気を取り戻すべく頭を叩いた。新太もこんな裏性格があったとは...新太は倒れた。
「考えときな、助け出す方法を。私は一人で探すから。」
「......................」
新太は倒れたままだった。私は、その場を去った。
新太サイド
ああ...ついにしたくもない喧嘩をしてしまった。全く僕は惨めだ。喧嘩をしてしまうなんて。どうやって、助け出せばいいんだろう。
僕は、一人の友達も失った。
新太の家
「うっ...痛っ...いいっ⁉︎」
何とか頰の手当ては終わった。その時、僕の目がある本に止まった。
「...異世界トリップ...?」
この本は、主人公が海に落ちてしまって、目を開けたら魔法の世界にいたと言う話だ。ハッ⁈まさか、真弓ちゃんは、異世界に転移したのでは⁉︎...だったら、助けなきゃ......でも、どうやって?あっ、そうだ!愛羅に...って、ダメだ。絶交中だ。
「どうしようどうしようどうしよう............」
もしかして、樹の陰公園の噴水に、ずっといれば..............でも、ママもパパも心配するかな......
でも、転移無理だったら家に戻ればいいし。
僕は作戦を実行する事にした。
愛羅サイド
あーあ、新太と初めて喧嘩したよ。しかも、正気を失ってた。本当はあういう性格だったんだ。でも...悪くない。ところで、真弓をどうすればいいんだろう。とりあえず、樹の陰公園でうろついてればいいか。
「真弓プロジェクト、開始だね。」
こうして、真弓救出作戦は始まったばかりなのである。
但し、この後めんどくさい事になるのは.......言うまでもない。
新太は、愛羅と喧嘩してしまう。
その頃、魔法界では、イヴの住む場所が...
次回、少しだけ魔法界の話も載せます。