『彼等の昼休み』は、続く。
「“ナンパ”〜? 何だその“今更”は。なあ? 海君?」
「へ? 何?“デザート”食べる? 今日は“スコーン”だよ? 待ってなつのちゃん、“サワークリーム”がね………」
「ちょっ海君“聞いて”て?」 「……………………海“さん”………………緊張感とか…………………」
「馬鹿だな光明・広陽は。海君にそんなもの無いって。海君俺にも“スコーン”ちょうだい。一個ね。やば、美味そ。」
「…………………何か今…………………“悠緋”君“僕”に“さく”っと『失礼な事』を言った気がする。はい、“スコーン”。何ジャム?」
「“海”さんおすすめブルーベリージャムで、オーケーですよ。お願いします。ん、さんきゅ海君。お、本気だ。旨っ!」
「俺、カシスベリーにした。」 「私も。」 「マーマレード甘くて美味しい。」 「俺、桃ジャム。」
「………………何か“色々”飛び交ってんなあ〜……………………………。」
「海、君。“俺の分”は?」 「無い。」 「え…………………………」
「“調子乗んな”、凛。」 「店行って買って来い、凛。」
「凛、ーーーーーーーー“残念”だったな。あ、旨っ!」
「…………………………酷え先輩達だよ。“先生”何か“言って”よ。」
「じゃあ“海”、俺はもう戻るな。ごちそうさま。あ、“明日”は“要らない”ぞ?さんきゅな。」
「嫌待てこら、“駄目教師”。“贔屓”すんな。」
「凛、“先生”の“悪口”や・め・ろ。」 「締めるぞ“蔭岡 凛”。口を慎め。」
「ーーーーっ恐っ! “広陽”先輩、“深織”先輩!見た目とのギャップ!
たくっ。気を付けてよ。“女子”が“泣く”ぜ? “ふたり”共もてんだろ?紹ちゃん“先輩”言ってたし。」
そんな“やりとり”の中で“彼”は、言った。“蔭岡”君ーーーーと。
「“俺等”の“疎外感”に、そろそろ『勘付いて』。」と。
『昼休み』は、そうして終わった。『放課後』に持ち越しだった。
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そして。“放課後”待ち合わせた“彼等”は、
「oh.“ひとり”増えてんな。」ーーーー。そう言った。
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「初めまして、“先輩”方。『杉浦 天櫻』です。本日『一年三組、クラス委員長』に、選出されました。或の『加野 なつめ』先輩と、お近付きに成りたくーーーー
なんてね。ただの『ドーナツ』好きですよ。あ、『加野』先輩に懐きたいのは、勿論『本音』ですが。ーーーーどぞ『宜しく』です。『先輩』方。」
「や、あのね、ーーーー」
凛が、言った。
青山 “真凛”が、繋げた。「“杉浦”俺と“席”近くて、“高丘 来緒”情報持ってるらしくて。」と。
「好きなの?」
加野 なつめが、突っ込んだ。が、即否定だった。“真逆”と。
「“同中”だったんです。」と。
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“俺達”は、“タウン・タウン”に、『移動』した。
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『タウン・タウン』。『総合商業集合施設』ーーと、いうらしい。つまり『街』だ。『人工』のな。『街』を創ってから、『人』が住み始めた訳で。『考えられた』街だから、住み易い“訳”で。
“庶民”『憧れ』の『街』だ。何でも有るんだよねー。買い物も楽。“施設”豊富。『病院』、『図書館』、『美術館』、『学校』、『保育所』何でも有るんだよ、『此処』。『運動』エリアとか、『娯楽施設』とかさ。
“ジム”、“アトラクション”エリア、“イベント・施設”とか、本当何でも在って。無いのは“役所”とか、後“スーパーマーケット”的なの。後は“警察”が“介入”してない。理由は簡単。入れないからだ。何で?
そりゃ、“私有地”だもの。
“タウン・タウン”は、一個人が“運営”してる施設なんだよね。ーーーー。
個人の“事業主”が、会社組織を、個人で雇ってる。信じられない“話”だけどな。
“建設会社”とか“イベント運営”とか“警備”会社とか、色々“雇ってる”らしいが、その“他”に、“ホテル”や“店”、つまり“テナント”が入ってる“商業施設”なんだな。『此処』は。
そんな『感じ』。以上!俺、“解説”『杉浦 天櫻』でした!
以後“宜しく”。(笑)
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「“杉浦”君て、結構“しゃべる”子だね。」
“華月 海”さんが、言った。はは、“美少年”。実物“凄い”な。彼は『ロープレリア』ーーーー此の『タウン・タウン』にも『リアル・ゲーム』が、在る程、大人気爆発ゲーム、あ、ああーー『“ロール・プレイング”』ーーな。
大人気『ロープレ』の『ロープレリア』の宣伝塔なんだよね。『“華月 海”』さんが。
『“イメージ・キャラクター”』として“登場”して来るし、『ゲーム』の『パッケージ』の『表紙』にも在るしね。あ、『ハード』版の、『ゲーム』の方の話ね。
『ロープレリア』は元々『携帯ゲーム・アプリケーション』なんだよ。アプリケーション。ーー通称ーー『アプリ』。ーーーー。『携帯電話』に『インストール』して遊べるお馴染み『“ソーシャルゲーム”ーー』ーーだね。
え?今時“全員”知ってるって? あ〜嫌さ〜。未だ“一部女子その他”はーーーー。知らないのよ。偶にさーーーーーー。
うん。あんなに『人気』なのにーーーーね。
“まったくっ”だよ。溜息ものだよな。本当にさ。な?そう“思う”だろ?ーーーー
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「そんな“杉浦”君は。果たして“レア・猫”『海キャット』君は、持っ・て・るかな?」
“原 理”さんが、そう言った。彼は海“さん”と、同級生。
羽澄高校、二年生。今年“クラス離れたっ”と愚痴って在た。顔は結構“イケメン”なのにな〜。“勿体無い”系、イケメンだな。
“周り”の『視線』が、原センパイの残念さを、ーーーー。
語って“在”たーーーーけど。特に、“広陽”センパイの“視線”が、ーーーー
一番、やばかった。
『相瀬良』“広陽”さん。
どうも“弓削君”と、仲良しみたいーーだな。
俺は実は此の“相瀬良”センパイ“情報”は、余り持っていない。格好良いけど、余り目立たない先輩だなーーーーと思う。
“案外”『モテる』みたいだが。“蔭岡”が、言うには。しかしーーーー“蔭岡”が、『空手道場』の『息子』とは。人は見掛けに『よらない』な。他の“先輩”達も、皆、蔭岡の『空手道場』で一緒とかで、“仲良し”みたいだ。
ふむ。『俺』も通おうかな?最近『運動不足』だし。親に相談してみよ。あ、中学で陸上やってたんだけどさ。高校はやろうと思ってないし。
羽澄“陸上”激弱でさ〜。おっと。“慎む”か。部活はな〜上下関係とかな。どうしても。面倒orz.うん、以下自粛。
ん?何? 青山? お前も空手やってたの? へえ〜。やはり“人は見掛け”によらんな。
「“小学校”時代に“少し”な。俺等の“ちょっと上”世代にさ。
“何とか巧サン”て無茶“強い”『美形』が在てーーーー」
青山 真凛が説明し出すと、
「ん?」 「“巧”?」 「ん?」
と、“皆さん”の“合いの手”が、入ったのだった。あ、“先輩方”ね。
「青山、それさ、“華月”だろ。」 『ん?』 「やっぱ“うちの巧”かあ。あ、むかつく。」
「海君落ち着いて。どうどう。」
“広陽”さん、“華月”センパイ、『原 理』先輩が、そう順に“言った”時だった。“タウン・タウン”の“フリー・フード・イート”エリアで、寛いでた“時”。
“テナント”さんで買って来た“もの”自由に拡げて食べて“オーケー”エリア。
「こら“理”。“うちの海”は『馬』じゃ無いんだ。変な宥め方するなよ。な? ーー海?」
“そんな声”が、“した”ーーーーのは。
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「ーーーー何してるんだお前達は。“こんな”場所で。
ーーーー買い食いして。たくっ、真っ直ぐ“帰って”来いよ。海、『食べ過ぎ』だ。ーーーー駄目だぞ。」
そう“言った”のはーーーー。“別”の“美声”だった“訳”だ。
「「「「「!!」」」」」
ーーーーーーーー“先輩”方の“リアクション”ーーーーと。
「あ、お父さん、陸兄ちゃんっ…………………………。てへ。」
「「「「「!!」」」」」 「………………………………流石海君。此の状況で『てへ』かよ。」
“俺達”一年の“反応”と、“蔭岡 凛”だ。
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「あ? 『凛』か?」
「ん? 何だ『“凛”』か。あれ、御前もう『高校』?」
「あ〜昨日迄『幼稚園』だったのに?」 「!!」
「ちょっ!『陸』ちゃんっ!『幼稚園』違う!大分前から『中学生』!今『高校』生!ーーーーーーーーーーーーーー。も〜俺、海君の『一個下』だし。
…………………………………………『陸ちゃん』先生はもうそろそろ『覚えて』くれてもorz.」
「興味無い。」 「!!」
「…………………………陸。『凛』泣いちゃうから、少し『興味』持ってやれよ…………………………………………。な、凛。」
「………………………………………おじさん…………………………………おじさんこそ『俺』を『幾つ』だと…………………………………………………………。
俺『もう』『子供』じゃあ『無い』からね?………………………………………………………………。
……………………………………………………………………………………………………。『泣き』ません。」
“そっか。”と。
冷汗混じりの“エゲツない美形”が言った。はははと笑って。
“横”で、“見た事無い”レベルの“美形”が、笑いもせずにーー呆れてた。溜息吐いて。
俺の横の“青山達”も、固まってたよ。×××××××××××××××××××××××
“結果”だけ言おう。“エゲツない非現実レベルのひと”が、“華月 海”さんの“お父さん”で、蔭岡の『空手』の指導者らしい。
『道場』の『スポンサー』なんだと。…………………………パトロン?(汗)
で、横の“やっぱりエグいレベルのやば美形”は、“海”さんの“お兄さん”だと。
一番驚いたのは“別”。“弓削”君がーーーーさ。言ったよ。
「“華月 陸”さん。皆“大好き”『ロープレリア』造った本人だよ。」
“お待ちかね”だろ?と。
“海君のお兄さんだよ。”ーーーーとね。ーーーーーーーーーー『美形家族』かよ。裏山!
あ、『鹿島 悠緋』さんーーとか、『仲嶺 深織』さんーーとか。他の“皆さん”紹介出来て無いよな?ははっ。
“美形”の“比率”狂ってて、ちょっと“今”『無理』だわ。此れ。ーーーーーーーーーー。
“何此れ夢?” “タウン・タウンは夢の『街』”現象かな?? 違うよな。orz.haha.HaHaHa.ーーーーーーーーーーーーーーーー
“杉浦”、大丈夫?って、誰か言ったな。うん、駄目だわ。“何回見ても”『美形』だった。
『空間』歪んでんじゃね?此れ?wわはは。