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カヨリナ姫とムク  作者: 世獅子路
5/6

「偽の神」の烙印

「偽の神」に成り下がり

 だが、神界の神が、人間ごときと心を通わせるという事は。


すなわち、「真の神」 で無くなることを、意味した。


神々から、「偽の神」 と烙印を押されるであろうカヨリナ姫。



 しかし、その頬は、赤みを帯びていた。


 

 この白い塔で、


永遠の眠りだけを望んでいたカヨリナ姫には、恐れるものは無かった。







 結界を渡り、下界の人間のもとへ。


あの、美しい光のもとへ。


カヨリナ姫は、人間の少女と化し、あの風の先へと向かった。




 


 この日、


長老神は、カヨリナ姫が消息を断ったとの報告を、


あの神兵から真っ先に受けた。



 すると、長老神は、一匹の大きなゴキブリを捕まえてくると、


それを、一人の神兵に変えた。




「お前の名は、ンーガジ だ。ほら、これをお食べ。」


ンーガジは、丸い何かを美味しそうに食べた。


そして、長老神は、ンーガジに、首飾りを渡した。


「わしの言う通りにするのじゃぞ。よいな。」


カヨリナ姫が去った後

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