ミアリーの借金
ウェーランド。「人助け」ギルド。
「よし。準備完了! 行くぞ!」
2つ結みの金色の髪、胸に王族の紋章、腰に長い剣。スタイルは良く、胸は大きい。道中10人中の6人程振り返る魅力がある美少女。王位継承権第4位。しかし、性格に難あり。
エルフォーセ・フランスクト。18歳。
帝国の姫様であり、かつて「嵐の子」として暴れ回った問題児である。
「待て。ミアリーが話あるだそうだ」
高身の眼鏡男性。紫色の瞳と髪。イケメンだが、彼女無し=年齢。昔は女装したがやめて、いろいろあった後、今は車椅子生活(但し、ラバーネラルに改良してもらい、僅かな力での回転効率がアップした)。身長は170cm。参謀担当。好きな女は居る。
エラン・セルンダ。17歳。
いろいろ苦労している人だ。
「そうなの。しばらく旅できないことにについて話したいけどいい?」
黒色の長髪。普通の瞳。胸はエルフォーセ姫様に比べてやや小さい。
暴れん坊のエルフォーセ姫様に落ち着きを取り戻す為の役目を持つ、チームリーダー的な立場の人。
ミアリー。17歳。
武器は赤棒。高位の貴族が口説きする程の美少女だ。実は小さな頃の記憶が無い。なお、ウォン達の魂技を知らない。
「・・・・は? 何言っている。親に説得したし、金はある。他に何が足りないんだ」
「おい。ギルドからの借金を忘れているぞ」
「嫌々だったけど昨日再度確認したら、マイナス5千万越えていたの」
ミアリーはウォンと出会った頃、手持ちの金が無かった。その為、「人助け」ギルドの受付嬢のメラルから借金していた。最初は千メルだったが、いつの間にか膨大な額になっていた。
「・・・・・をぃ」
「というわけでミアリーとは別行動を取る。いいな。姫様は俺と行くんだ」
「えーーーー・・・・・。でもなぁ、一番知り合いなの、ミアリーしかないだろ」
「ウォンと話にするにはな。だが、殴り合いなら関係ない」
「むぅ」
そんな時、メラルから電話が来たことを知らされ、ミアリーが行く。
「あぁ。ミアリーか。よし、これから言うことを覚えてくれ。お前等、子供村へ向かえ。俺たちも向かう。喧嘩をするにはちょぅといい所だ。あそこは十二干支の2人が居る。国軍に言っても構わない。俺達、直ぐに逃げるからな。お前等と喧嘩するのが楽しみだぜ」
ピーコからの電話だった。一方的に戦場を指定された上に、遠回しに「国軍には言うな」と脅迫。
7年ぶりのフリーダムな彼にミアリーは唖然とするしかなかった。




