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黒猫クロとぼく  作者: たま


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8/19

レベル20

「穿て!!」


 


白い閃光。


魔物は黒い粒子になって消えた。

 


《レベル13になりました》



膝が少し震える。


「はあ……学校で戦うとか、反則だよ……」



遠くでサイレンの音。


自衛隊が到着する前に、ぼくは裏門からこっそり戻る。


制服に砂がついてる。


急いで払う。



教室に戻ると、真が立っていた。


じっと見てくる。


「……あおい」


「な、なに?」


「今の突風、お前だろ」


「え」


「俺、ちょっとだけ見えた」


 


沈黙。


 


真が小声で言う。


「俺も行く」


「危ないよ」


「だからだよ。守りたい」


 

そのとき。


 


校内放送が鳴る。


 


『裏山に正式な塔の出現を確認。半径一キロを封鎖します』


 


ノクスが低くつぶやく。


(第二塔は、もう開いている)


 


ぼくは窓の外を見る。


黒い塔が、はっきりと姿を現していた。


前よりも、ずっと高い。


 


「……レベル20、急がないと」


 


真が拳を握る。


「今日、行くか?」


 


ノクスの目が金色に光る。


 


「選別の塔は、弱者を拒む」


 


でも。


 


ぼくはうなずいた。


 


「放課後、裏山集合」


 


第二塔。


学校を守るため。


町を守るため。


そして――


自分がどこまで強くなれるのか、確かめるために。


 


《現在ステータス》


楠あおい

レベル 13

HP 410

MP 1000

STR 230

LUK 70


スキル

魔核吸収(Lv2)

魔力操作(Lv3)

鑑定(Lv2)

嵐魔法(Lv2)

魔力圧縮(Lv2)

守護獣契約ノクス



放課後。


第二塔の前で、ぼくたちは立ち止まる。


 


その入口には、赤い文字が浮かんでいた。


 


《資格確認中――》


 


物語は、さらに加速する。

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