表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Real ファンタジア ストーリーズ  作者: 翠夢塩
1章 記憶喪失の少女
3/9

2話 現在仲間を1人確保しました


「それじゃぁじゃあね」


余裕な笑顔を見せる妖精は手をばいばーいと降った。

その後山賊達が動かなくなったのを確認して妖精は私の元に寄ってきた


「ねぇ女史。君は旅人さんかな?」


妖精らしい妙に甘ったるい声で話しかけてきた

手を後ろに組んで覗き込むように聞いてくる。少しだけ空中に浮くようにして移動しているのできっちりカットした緑色の髪が揺れている。


「え、あ、うん。私はアン・ホワイト。アルヴェル皇国こ巨大な砂漠を抜けてこの皇国の中心にある特級遺物、天空城を目指しているのよ」


私が頭の中に地図とまさにぽっかりと穴が空いたかのように、中に浮いているかのように見える程の大きく深い崖に囲まれた城を想像する

それを言葉に乗せていくイメージで説明していく


今は最南端と言われる南北線+200 (単位 km)

という場所にいるがこの妖精の国とも言われる皇国自体小さく天空城があるのが大体南北線+185地点だ。


「ふーん。ならあと少し進んだら天空城だよ〜。

まぁ地図見てるしわかってると思うけど……あ、僕はオアシス!よろしくね〜アン。」


先程の戦闘とは大きく変わり朗らかな笑をみせている

そしていつの間にかナイフで切りつけられた傷も癒してくれた


「天空城って僕見たことないからよくわかんないけど凄そうだね〜」


オアシスは久々に魔法を高火力で放っていやぁ疲れた疲れたと溜息をつきながら横でお茶を飲んでいる。

その時私の脳内に閃光が走るようにある考えが思い浮かんだ


「ねえねえオアシス!

私と一緒に天空城へ行かない?私道とかもまだよくわかんないしオアシスも見たことないんでしょ?

オアシス一緒に来てくれたら心強いしいいと思うんだけどっ!」


いきなり大声で話しかけられたことでお茶を吐きそうになったのを堪えているのを気にしないで私はオアシスの手を取った。


ぎゅっと握りしめて目を輝かせた私の考えにオアシスは苦笑いをしながらうんと、答える他なかったようだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ