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迷い悩む日々

ドラコから衝撃の告白を受けた次の日俺は何も考えられなくなってぼーっとしていた。もうほとんど借金については考えなくてもいいレベルに収入が収まっている。逆に節税対策など弁護士さんには色々やってもらわないといけない。収入はドラゴンチャンネルが安定しており最終手段として鱗も得ることができるので困ることはないだろう


「Hiya-トオル!さっさと魔法を取りに行きましょうよ」

「ジェーンは何でそんなに魔法を取りたがるのさ」

「そんなこと簡単よ人より目立ってるじゃない」

目立つことなど、どうでもいいと心底思うが言葉に出すほど俺は幼稚ではない。


「でも人類が敵視するかもしれないんだぞ」

「そんときはそんときよ、私たちにはドラゴンが付いてるんだから余裕よ」


「さあ魔法もバンバンとカメラで取って視聴率稼ぐわよ」

元気いっぱいのジェーンにものすごい呆れるが、癒されるのも確かなのだった。

「ドラゴンの秘密にしている事を少しずつ真実を発信していく、そのことによって信頼を得ることはそれほど悪い事ではない」

「魔法によって大勢の人を救える可能性もある」


正直に言って生涯年収の分の金額はもう稼いだと言っても過言ではない。お金にもの凄い執着があるわけでもなく、今は稼いだお金をお義母さんに回したり、人のために使っていくのが正道ではないのかとそう悩んでいた 。


また、俺の中で農地法や古くなった法律など気に入らない国の施策もあるので、お金を作って議員を集め新しい法律を成立していく。そんなことをするのも悪くはないそう感じ始めていた


魔法を取りに行くのはドラコの安全の為や興味本位で立派な志などないが、知名度を使って世の中をいい方向に向かわせるのは悪くない。

当面全国の農家と労働者を助けるのを目標にする。


人を助けるのはおこがましいが、偽善であれ、なんであれ助ける事は良い事だ。俺に無私の人である事が出来るだろうか・・・


その夜にジェーンを呼び出しドラコと話し合いをした。

まずは前回の要約をしよう。齟齬が無い様に要約は重要だ。


・俺に覇王の器があり精霊を従えるかも知れない。

・精霊を従えると魔法が使える

・側近には魔法を覚えさせた方が良い


「何故側近に覚えさせるのか必要性が、よくわからないからドラコもう一度説明してくれ」


「うむつまり、覇王の器を持つものは補佐する人間を付けるのが古くからの習わしじゃ」

「じゃなくてもいいのか? 」

「無ければ連れて行かんし精霊も従わないのじゃ」

「じゃこの話を公表してもいいのか」

「しても良いぞさっきの要約程度ならな。いやジェーンの魔法が使える方は伏せた方が安全じゃろう。きっとえらい奴らが俺にも魔法を譲渡しろと迫ってくるだろ」

「なるほど魔法が使えるのは俺だけと言っておくのが良い訳か。それとドラゴンと念話ができるのも俺だけという事にしておこう」


そう言いつつドラゴンは食事を始めた。ドラゴンの最近の好物は宮崎牛である。これを1日でまるっと食べるのは結構な食事代だ。豚で済ませる時もあるが基本的には牛を食べてもらっている。葉物や野菜なども食べるが、キャベツやレタスなんかはまるごと水洗いもせずに食べるだけ。だが、ブレスで焼いて食べる辺りは几帳面だともいえる。割と雑食だなあと思う反面、虫だけは食べない。牛肉はまるごと提供せずに加工業者によって切り分けられた肉がドラゴンに与えられている。見る人が見ればその肉の値段は思考放棄したくなるものであろう


・俺に覇王の器があり精霊を従えるかもしれない。

・精霊を従えると魔法が使える

この内容をドキュメンタリー風に録画してCNNとN○Kで放送する。 あらかじめ放送しておくのは何かあった時でも対応がしやすいからである。 身の潔白を無実な内にしておく。そうすることによって信頼を得やすいのではないかと思った 。


そしてその録画データで得た収入を農家のためや労働者のために無私の人となり使っていく。偽善でも構わないが世の中を良くしていこうというのは俺の本心だ。若干でも年を取ると思い切った行動がしにくくなる。社員を集めできるだけ若い人に権限を与えることによって人は成長し今の会社を担って言ってくれればと思うので年収1000万で求人募集を出してみた

三章スタートですが、ちょっと文章がグダグダ感がありすみません。魔法を得る辺りからはスッキリすると思います

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