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星の生まれる日。  作者: 卯浪 糸
星切望する月
21/27

1。

ヴィクトルのお話。

ヴィクトルがものごころついた頃には、周囲には大人しかいなかった。


親子ほども歳の離れた両親だったが珍しい事でもなく。父は先代の王で、母がその愛人だと知ったのはそれからずいぶん経ってからだ。


父には正妻と、自分には年の離れた異母兄弟がいると知ったヴィクトルは衝撃を受けた。神に誓っていない父と母は、本来であれば認められない仲だったのかと青褪めるヴィクトルに、もうその頃には老人だった父は語った。


ヴィクトルの母は、もとは星導宮の下位女官だったらしい。星詠みの巫女を頂点とする場所はひどく閉鎖的で、若く美しいが、何の後ろ盾も無い母はいわれない迫害を受けていたという。父はそれを見るに見かね、母を自分の愛人として手元に呼び寄せ、今に至る。


7歳になったくらいから母と引き離され、月に数えるほどしか彼女に会えなくなっていたヴィクトルは義憤に燃えた。星詠みの巫女は神に選ばれた託宣者。だがそれがなんだというのだ。あの美しく儚げな母を傷つけて、自分は皆に崇められ、悪びれることなく暮らしているなんて。それこそ神が許すはずがない。


愛人の子であろうと、ヴィクトルは先王の実子で、現王の異母弟だ。星導宮に入って咎められる身分ではない。


幼いヴィクトルは、やはり幼い正義を胸に星導宮に乗り込んだ。自分が星詠みの巫女を一喝したと聞けば、きっと母が褒めてくれるだろうという下心に気付かぬふりで。


果たして星導宮はヴィクトルの想像を超えて広大で、装飾品も似たようなものであるから右も左も分からない。異変を察知して駆けつけた若い女官たちの手を振り払い、奥へ奥へと駆けた。


けれどその日は結局やみくもに走り回っただけで、くたくたになったところを身体の大きな女官になかば抱えられるようにして王宮に帰された。


星導宮に入れない侍従はいつもの嫌味ったらしい佇まいはどこへやら、ひたすらに頭を下げていた。それも愉快だった。


次の日も、その次の日も、ヴィクトルは星導宮に入り込んでは騒動を起こした。後から考えれば、すぐにでも父や異母兄(現王)に報告がいかなかったのは不思議だが、当時のヴィクトルは疑問など持つはずがない。


自分の住処で無茶を続けられれば、お高く留まった巫女も出てこざるを得ないだろう。その時こそ鉄槌を下す時だ。


自身の正義に酔ったヴィクトルは気付かない。自身の行いで泣いているのは母とおなじ下位の女官たちだという事を。回廊の花瓶が割られている。食材が泥にまみれて使いものにならない。洗ったばかりの洗濯物が庭に埋められていた。


星導宮では、下位の者たちこそ多忙だ。上位の女官は助けてくれるどころか、ちいさな失態でもは鵜の目鷹の目で見つけ出し、厳しく叱責してくる。


だからといって溺愛されている先王の子に無礼を働いたとなれば自分だけでなく、家族にも害が及ぶと考えればひたすら耐えるしかない。



それを看過できぬ者がひとり、舌打ちを残して寝所を出た。



                                   *



今日はなにをしてやろうか。自分の一挙手一投足でいい大人が右往左往するのが楽しくなってきたヴィクトルは、小さな彼だからようよう通れる抜け穴から、星導宮に入り込んだ。


神に選ばれた娘だかなんだか知らないが、警備がざる(・・)に過ぎる。これではいくらでも忍び込める、と軽やかに駆け出したヴィクトルの足が勢い良く掬われた。


あ、と気付いた時には前のめりに倒れていた。ほんの少しおいて、焼けるような痛みを感じ、おそるおそる目をやると掌と膝がすりむけていた。血は出ていないものの、ヴィクトルは愕然とした。


一体なにが起こったのか。肩越しに振り向いて、息を呑む―――ひとのかたちをした、けれど人間ひとではないなにかが、金色の双眸を怒りに燃やし立っていた。


腰まで届く髪は金属の光を宿した白銀。真っ白い肌の中、紅潮した頬よりいちだん鮮やかな色の唇が上下した。


―――「このくそがきが」


直後、臀部に衝撃―――全身を使って、蹴られた。


華奢な娘の一撃などたかが知れているが、痛みより何より、ヴィクトルは驚愕した。くそがき呼ばわりだけでは飽き足らず、蹴られたのだ。先王の実子である、自分が。


驚いたのはヴィクトルだけではない。金の瞳の娘の背後に控えた女官たちも泡を食っていた。


「み、巫女さま、これはいくらなんでも…」


「あなたたち、このがきに何度注意したの?うちは3回言ってだめだったら鉄拳制裁が許可されてたの。王の子だかなんだか知らないけどね、他人様ひとさまの迷惑になる事を嬉々として行うなんて。このまま成長したら権力持ってるぶん、ゴミ虫以下よ」


「ごみむ」


胸の前で手を組んでおずおずと進言した女官が絶句する。


「このたちが優しく言ってくれてる間に止めときゃよかったのよ。それをまぁ調子に乗って」


人間ひとならざる色彩に、古風で簡素なドレスをまとった娘は剃刀のような嘲笑を閃かせると、ヴィクトルの胸ぐらを掴んだ。


「巫女さまっ…」


「この件についてはわたしが預かります。誰かがなにか言ってきたら、わたしのところに通して。あなたたちはこのがきについて、いっさい関与してない。いいね?」


ぴしゃりと言い置き、金の瞳の娘―――星詠みの巫女はヴィクトルをひきずったまま正面の出入り口に向かう。ようやく我を取り戻したヴィクトルの目にはうやうやしく頭を垂れる年若い女官たちと、そのなかから飛び出してくる女の姿が映った。あれは、初日にヴィクトルを追い帰した女官だ。彼女は星詠みの巫女に並ぶと、屈強と表現していい体躯に似合いの低めの声でささやいた。


「…巫女さま、お手を傷めてしまいます。わたくしが」


「だめ」


「…巫女さま」


「だめよ。…わたしがなにも知らないと思ってる?あなたがいなくなると困るのよ。他の子も、わたしも」


女官の目が瞠られる。後から知ったが、彼女は前王の実子(ヴィクトル)に乱暴を働いたとして、きつい懲罰を受けていたという。


なにも知らぬヴィクトルは自分を無視して話を進める女ふたりに罵声を浴びせようとしたが、息苦しさから解放された直後、女官にまたもや軽々と抱えられ舌を噛まぬよう口を噤むことになった。


「大丈夫です、巫女さま。なにか言われそうになったらすぐ、あなたさまのところに逃げ込みますから」


巫女はすでに怒りの去った目をまたたき、ついで片頬を歪めた。


「…そうしてちょうだい。こういう時のための、権力だわ」


巫女は見えぬ境界を越えてはならぬように立ち止まり、ヴィクトルは初日と同様、彼女の手によって侍従のもとに引き渡された。その頃には侍従はいつもの尊大な表情で女官に応対していたが、彼女が星詠みの巫女の名を出した途端、あたふたと言動を取り繕い始め、ヴィクトルを重ねて不快にさせた。



今度こそ、自身の立場を危ぶんだ侍従の厳しい目による監視がはじまり、ヴィクトルをうんざりとさせた。しかし悪い事ばかりだったわけではない。話は母の耳に入り、泡を食った彼女は息子に会いに来ると、直接ことの次第を尋ねた。


ひと月ぶりに会えた母に武勇伝を聞かせるがごとく胸を張るヴィクトルを前に、彼女は憂いの濃い美貌にいっそうの悲愴を浮かべ、力なく首を振った。


「…あなたは勘違いをしているわ」


あまりの母の悲嘆にヴィクトルはどういうことかと身を乗り出した。ヴィクトルと同じ、切れ長の黒い双眸を伏せ、母は弱々しく口を開いた。


「お母さまが星導宮の女官で、…あそこで厳しいお仕事をしていたのはほんとう。でも、星詠みの巫女さまはそんなわたくしたちの味方だったの」


顔を強張らせるヴィクトルとは対照的に、言葉を紡ぐ母の表情は徐々にやわらかくなっていく。いつも露を含んでつつましく伏せられた瞳が輝くさまに、ヴィクトルはここに至ってようやく自分がとんでもない事をしでかしていたのでは、と気付いた。


「巫女さまはいつも星導宮の奥深くにいらしていたけれど、わたくしたちの楯になってくださったわ。…けれど、そのせいでますます上位のお姉さま方の反感をお買いになって…」


そこで母は、赤く染まった目尻に滲んだ涙をそっと手巾で押さえた。男であれば、なりふりかまわず抱きしめて慰めてやりたくなるような可憐な所作は、息子であるヴィクトルの胸を締め付けた。


「ははうえ…」


「ヴィクトルがお母さまの事を思ってくれていたのはうれしいわ。でも、あなたのした事はいけないことよ。きちんとお詫びをしなければ」


「えっ…」


頭を下げるのか。足払いを仕掛けただけでなく尻を蹴飛ばしてきた、あの粗雑な女に、王族であるこの自分が。母上、僕はあの女に怪我をさせられたのです。そう言いたかったが、ほんの軽い擦り傷で大騒ぎするのはみっともないし、なにより肝心の母は聞いていない。


「わたくしもいっしょに伺いたいけれど、それはできないの…。ああでも、お詫びの品を準備しましょう。巫女さまは甘いお菓子がお好きだったの。わたくしが焼いた菓子を褒めてくださっていたと聞いたわ」


はじめて目にする母のはしゃいだ様子に放つ言葉が見つからず、ヴィクトルはうなだれた。



次の日、ヴィクトルは母が焼いた菓子を手に星導宮の正面の入り口の前に立っていた。


すでに話は通っているようで、そうとわからぬよう武装した女官ふたりに前後を囲まれるかたちで謁見の間まで歩く。嫌がらせに夢中になっている間は気付かなかったが、白と金で統一された星導宮の内装は美しいが異様なまでに静まり返っており、どこかになにかが潜んでいるような不気味さがある。下位女官たちが集まる場所のほうが、よっぽど活気があって好ましい。


無言のまま、まるで罪人のように囲まれ歩くのは、精神的につらいものがある。謁見の間に着く頃にはヴィクトルは疲労を覚えていたが、この向こうに憎たらしいあの星詠みの巫女がいると思うと、嫌でも背筋が伸びる。弱ったところなど見せたくない。


女官のひとりがヴィクトルの到着を知らせると、金で星座の象嵌された扉が重々しく開いた。


多くの宮廷人が集う王宮の謁見の間ほどではないにしろ、広々とした部屋。その奥の、訪問者を見下ろすようにしつらえられた階段のうえに白と金の椅子。巫女はそこに座っていた―――非常にしらけた顔で。


室内の独特の雰囲気と、階下の女官ふたりの人形じみた無表情にヴィクトルはたじろいだ。教えられた、心にも無い詫びの口上を乗せようにも舌が張り付いて動かない。


巫女は椅子に頬杖をついてヴィクトルを見下ろしていたが、ひとつ溜め息をついて立ち上がった。そのままひょいひょいと階段を下りる。骨の目立つ白い足は、靴を履いていなかった。


女官ふたりが端正な顔にはっきりと嫌悪を閃かせるのを見もせず―――…上位のお姉さま方の反感をお買いになって…―――、巫女はヴィクトルの前に立った。まっすぐに見てくる金色の瞳の力強さに気圧されそうになりながら口を開いたものの、声は出ない。


巫女の視線ははずれない。窮したヴィクトルは手にした藤籠を彼女の前に突き出した。


胡乱な顔で、それでも籠を受け取った巫女はかぶせられている布を取り払うと目を瞬いた。


「あら、美味しそう」


口をついて出た。だからこそ他意を感じない巫女の言葉に、ヴィクトルははじかれたように顔を上げた。


「僕の母上がつくられたんだ」


「あんたのお母さん?」


品の無い口調に顔をしかめるでなく、ヴィクトルはうなずいた。


「…母上が、ぼ、僕のした事へのお詫び、…だと…」


こんなこと言いたくないのに。自分は悪くない、そのはずなのに。


巫女は「そう」とうなずきながらヴィクトルと籠を見比べていたが、ふいに腰を屈めた。


「いいのかしら、これ。わたしがもらっても」


「母上がおまえ…、巫女のためにつくられたんだ。いいに決まってるだろ」


「そうなんだけどさ。あんたは食べたの?あんたのお母さんがつくったものなんでしょ」


ヴィクトルは目を見開いた。


母は実家で暮らしていた時から菓子作りを趣味にしていたらしい。それは星導宮にいた頃もおなじ。しかし父の愛人になった時から、菓子作りを含めた料理は使用人の仕事だと、厨房に立たせてもらえなくなったという。


だからヴィクトルは贅沢をしても、母の手製の菓子を食べた事がない。母が厨房に立てたのは、巫女に詫びの品を献上するという今回だけの特例だ。母は摩擦や軋轢を極端におそれるゆえ、使用人にすら強く出れない性分だ。だからきっと、母が菓子を作る事はない。ヴィクトルが母の作ったものを口にする事も。


けれどそれを言葉にするのは、ヴィクトルの意地と矜持が許さない。


「僕の母上のお手製だと言っただろう。だから僕は、いつでも母上の菓子を食べられるんだ」


ひとならざる金の瞳に深淵に沈めた本音を見つけられそうで、居丈高に吐き捨てるとヴィクトルは踵を返して謁見の間を出た。


走りながら、ヴィクトルの母譲りの黒い双眸には涙が滲んでいた。これが慣習だから、と距離を置く事になった母にせっかく会えたのに、彼女は星詠みの巫女のことばかり考えているようだった。菓子のことだってそうだ。久し振りだから何回も失敗してしまったと苦笑していたけれど、失敗作でも、なんならまずくったっていい。母の作ったものが食べたかった。なのに、母はヴィクトルに「巫女への詫びの品」を託しただけ。


…巫女のことばかり言っていたのは、彼女の機嫌をそこねてヴィクトルに害が及ばないようにと気を回していたから。菓子をくれなかったのは、不味いものをヴィクトルに食べさせたくなかったから。ヴィクトルに「詫びの品」を渡したのは、自分が星導宮に入れないから、大事な息子に託す事で誠意を見せようと思ったから。


母はヴィクトルをいちばんに考えてくれている。だから―――…


「…あ」


走る事に疲れて―――予想していた護送は無かった―――、とぼとぼと回廊を歩くヴィクトルの目が見覚えのある影を見つけた。2度もヴィクトルを荷物扱いしてくれた、あの女官だ。


幾重にも薄布を重ねた女官の衣装が驚くほど似合わない彼女は、ヴィクトルを見つけると「お待ちしておりました」と頭を下げた。


派手に顔をしかめるヴィクトルに、彼女はいかつい顔貌をほんのすこし崩し、手にした包みを差し出した。


「…なんだよ」


「星詠みの巫女さまから、お裾分け、だそうです」


警戒心を剥きだして包みを受け取ったヴィクトルは、中身を確認して目を瞠った。やさしい薄桃色の焼き菓子―――母のつくったものだ。


喜びはしかし、すぐに反発とって代わられた。ヴィクトルは包みを突き返した。


「いらない。これは、母上が巫女に贈ったものだ」


「お受け取りいただかなければ、捨ててしまう事になります」


「…なっ…」


「…巫女さまの御生家では3回注意して改善がなければ、手をあげる事が許されておいでだったそうですが」


女官はそこで袖をまくった。子供のヴィクトルの倍はあるであろう、鍛え上げた腕があらわになる。


「わたくしの生まれた家は貧しくて、食べ物を粗末にすれば容赦なく殴られていたものです」


ヴィクトルは本能的に震えあがり、包みを胸に押し抱いた。女官がにっこりと微笑む。


「ぼっ、僕が強請ったんじゃないからな!」


「くりかえし申し上げるようですが、それは巫女さまからのお裾分け、…でございます。心してお召し上がりくださいませ」


ヴィクトルは負け惜しみのように女官をひと睨みすると、その場から駆けだした。


星導宮から王宮へと向かう通路を走るその足は、徐々にゆるやかになっていく。足を止めたヴィクトルは全身で息をしながら、そっと包みを開いた。そこには変わらず春を凝らせたような菓子が詰まっている。


砕いてしまわないようにおそるおそるひとつ手に取り、口にいれる。舌に乗せた途端、菓子はじゅわりと溶け、甘みと果物の香りだけが残った。もうひとつ、と指を伸ばして、あわてて包みの口を締める。


せっかく母がつくってくれたのだ。時間をかけて、大切に食べなければ。


行きの不機嫌はどこへやら。跳ねるように帰り道をゆくヴィクトルはふと足を止めて振り返った。白と金で彩られた場所に住まう娘は、ヴィクトルがひるんでしまうほど真っ直ぐに彼の事を見つめてきた。


…あの乱暴な女のことは大嫌いだが、彼女の金色の瞳はほんとうに美しかった。それから、とヴィクトルは手のなかの包みを見下ろした。


はっとして、せわしく首を振る。これで懐柔されるなど、頭の悪いただの子供だ。ヴィクトルは王族だ。神に選ばれたとかいう星詠みの巫女だろうがなんだろうが、厳しく監査せねばならない立場にある。母をいじめていたのは巫女ではなかったにしろ、あいつは無法に過ぎる。またいつ自分のような犠牲者が出るか。己の行状は棚の向こうに置いて、ヴィクトルは頬を膨らませる。


父は老齢。異母兄は王として多忙だ。なにより彼は神託をもらわねばならない立場にいるから、巫女に対して強くは出れまい。ならば残るのは自分だけ。


「…僕がしっかりしなくちゃいけないんだ」


巫女が悪事を働かないように目を光らせておかなければ。


星導宮に出入りする格好の理由を見つけ、ヴィクトルは満足そうにひとり顎を反らした。






























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