Background
——2019年
シリアへトルコ陸上介入開始、アレッポ制圧を目標とした一連の軍事作戦が展開
国連はこれを支援しシリア鎮圧に乗り出す
——2020年
『FLAGS』の前身となる無国籍対応部隊がフランス陸軍少将リオネル・ラフィットにより立案
——2021年
アブドルファッターフ・アッ=シーシーに反発するイスラム同胞団が強硬派と改革派で分裂
武力革命を訴えるイスラム統一戦線(Isramic United Front)が誕生、エジプト政府よりテロ組織と認定される
——2024年
スーダンが再度内戦状態に突入、ハルツームとアニミズムの対立を背景に
大統領キールとマシャール副大統領の対立が深刻化
エジプトではIUFによりシリアから撤退する傭兵達のスーダン脱出支援が開始
——同年
複雑化するアフリカ・中近東・西アジア情勢に対応するために国家の許諾を必要としない無国籍特殊任務班
“Free Land and Groups”『FLAGS』設立
アメリカ、イギリス、フランス、ポーランドの四国軍事首脳部の要請によって
あらゆる任務を行う特殊部隊として人員の召集、育成を開始
——同年
伊津直久、陸上幕僚監部国外計画部長 伊津将大の息子として生まれる
——2027年
スーダン内戦激化、死者20万を出す全面衝突へと発展
IUFは三年前より本格関与、キール、マシャール両氏へと軍事支援を開始
エジプト政府によりIUF掃討作戦が開始されるものの、西部エジプトは広く遅々として進まず
——2031年
南スーダン訪問中の日本人大使がマシャール派の攻撃により一時通信途絶
大使は無事であったものの、現地人含め大使館職員七名が命を落とす5月事件が発生
——同年
FLAGS初出動、アメリカ人二名、イギリス人一名、フランス人四名、ポーランド人二名のチームが派遣
FLAGSの表活動を隠すための会社、護送業務を行う「アクチュエーター」にチームが赴任、現地人と共に作戦開始
アルメニアにてISISの資金源となっていた、麻薬王モンテ・カルヴァニアの殺害に成功する
以後国際的に動きの取れない状態である任務へ積極的に使われることに
——2033年
五月事件を受け伊津将大ら含む自衛隊幹部により、国外で起きた事態を可及的速やかに収束させるためのプロジェクト
国外における緊急事態措置法が秘密裏に受諾される
特別プログラムに参加させる人員に伊津将大の手により伊津直久選出される
——2034年
ソマリア、ガルムドゥグからプントランドへ向けて民兵が北上
海賊資金を元に経済を立て直したプントランドの略奪が目的と思われる
これに対抗しプントランドの民兵たちとガルムドゥグが全面対立
ガルムドゥグ内部でも依然として内紛が続いてる状態であり、ソマリランドを除くソマリア全域が政治的混乱状態に陥る
——2035年
スーダンでキール派勝利、これにより内紛が収束するかと期待されるが、宗教的対立は終わらず
スーダンは依然として混乱状態のまま
——2036年
IUFがエジプト外で勢力拡大、スエズを西側から取り戻すとしてエジプト革命を掲げる
これに賛同した元シリア政府軍、マシャール派などが合流、勢いを増す
アメリカはこれを重く見てFLAGSにIUF掃討を依頼、英仏波も合意
しかし情勢の混迷深く、現在のFLAGSの規模では対応しきれない事も見えていた
元駐日ポーランド大使ツィリル・コザチェフスキによって伊津への接触が行われる
——2038年
幕僚会議によりFLAGSへの人員派遣が決定
緊急事態措置部隊設立までの間、重要邦人の救助などを秘密裏に協力することを条件にFLAGSへと助力を決定
伊津将大の提案により自衛隊ではない伊津直久が適格とし、彼を含め六人の隊員がFLAGSへの派遣が決定される
——同年
エジプトでテロが本格化、エジプト政府による徹底した鎮圧行動が開始される
ロシアがこれに対して非難声明を出し、トルコとエジプトを指して自由の侵害と訴え
——2039年
伊津直久イランに入国、現地人の傭兵として活動を開始
これより二年ほどイラクにて任務に従事
——2040年
南スーダンでIUFにより大規模攻撃開始
スーダンを対エジプトの前哨拠点とすべくいくつか都市を支配する
巻き込まれたオーストラリア大使はキール派によって救助されるが、彼の妻子が依然として取り残されたままとなる
——同年
FLAGSへ任務通達、IUFに拿捕された人質の解放キャンペーンが開始
伊津直久もこの作戦に召集される
——2041年
FLAGSによる秘密作戦、IUF幹部の殺害及び人質の救出を目的とする
「オペレーション・ストレンジャー(仏語 エトランゼ)」開始
伊津直久はチーム4に配属されプントランド経由でスーダンへと侵入、オーストラリア大使の妻子を救出する事を目的とする
——同11月
監禁されている大使の妻子がルンベクに拘留されているとの情報がFLAGS本部へ、すぐさまチーム4へと通達されルンベク強襲作戦を開始
伊津直久は同チーム隊長のウィングとして同行、妻子を連れて移動しているIUFの幹部ジャハブ・アルバンナーと対峙
伊津直久がジャハブを撃ち抜こうと構えた瞬間、ジャハブの手が光った
以下Q&A
Q:この設定は本編に関わってきますか?
A:ないです