謎だらけの洞窟と逮捕の危機
無人島生活中の雄太は自炊生活をしながら洞窟で過ごしていた。そして宿泊する洞窟の横にあるもう一つの洞窟を探索することになった雄太であったが・・・
洞窟を見つけた雄太は手に入れたばかりの剣を持って探索するのであった。
「なんだ・・・この穴?」
この島に来てから一度も見たことのない洞窟ではあったが中に入ると奥が見えないほど長い洞窟のようである。
「(もしかして怪物がいるのか?)」
雄太は怪物に警戒して洞窟を進むと突然線路が敷かれているのに気付いたのである。しかも線路が中途半端に敷かれていることから来た道にも昔は敷かれていたと思われる。
「(ここ?本当に無人島か?少なくとも昔は人がいたんじゃ?)」
線路を見た雄太は無人島が無人島ではない可能性を見出だして先に何かがあると信じて再び歩み出したのであった。
「不気味だな・・・というかトロッコか電車が走っていたんだな。いや、洞窟内ならトロッコかな。」
何が走っていたか想像しながら呑気に歌いながら歩く雄太。
「はぁ~ん、はぁ~ん、おお、僕の人生extra~♪」
しかし歩いていると急に立ち止まり呑気な表情が消えていたのである。
「こ・・・これは・・・!?」
雄太の視界に入ったのは行き止まりの壁に貼られた自身の指名手配書であった。
「(線路は続いているのに行き止まりの壁?落石か!?しかもなぜ俺の指名手配書が!?)」
すると雄太の背後から声がしたのである。
「貴様!!市川雄太だな!?」
「!?」
雄太は驚き後ろを振り向くとライフル銃を構えた警察官らしき服装の二人組がいたのである。
洞窟に貼られていた指名手配書は何を意味するか。そして雄太はついに追手に見つかり逮捕の危機を迎えた。逮捕されれば間違いなく死刑に処される・・・雄太はどうなるのか!?