パントニオ・フォアマン・レバンドフスキ村長
チャーリーの計画を知り、雄太達はゴーシンのアイデアで戦争阻止を考えるも・・・
チャーリーの計画を阻止するために考えたゴーシンの計画とやらはいかに?
「実は彼の持つ戦車を爆破させるという計画です!!」
「ば、爆破!?それしたらヤバイんじゃないの!?」
「はい、ヤバイと思います。」
新喜劇のようにドテッと転ぶ雄太とティル。しかしゴーシンの目をよく見ると彼は真剣である。
「ゴーちゃん、でも本気なんだね?」
「はい、そうしないとチャーリー氏は止められない。その戦車がある場所を見つけて爆破しましょう。恐らくまだ戦車を使用しないと思います。」
「雄太さん、行くんですよね?」
「・・・ああ!!」
雄太はティルの質問に即答し、チャーリーの戦車を破壊することにした。が・・・
「戦車はどこにあるの?」
今度はティルとゴーシンが転んだのであった。さすがにティルは雄太の発言に対し突っ込みを入れる。
「そんな簡単に見つかるはずないでしょう!?簡単に見つかればどんなに楽なことか・・・いや、知ってるかも僕!?」
次は雄太とゴーシンがドテッと転んだ。雄太がティルに突っ込む。
「何で君が知っとんねん!!」
「いや、村内を清掃していた時に『らしき物』があったんですよ!!」
「らしき物?」
「はい、たまたまあるシャッターのついた建物のそのシャッターを開けたらなんかすごい戦車らしきものが・・・!!」
「シャッター!?」
「本当にあったんですよ!!シャッターの中に!!」
ー同時刻・村の外れの一軒家ー
雄太が村長を務める村の外れにそのチャーリーの一軒家があった。ワラの屋根に壁は削った木の棒を並べたという質素なものであった。その家の中でチャーリーはベッドの上で座りながら札束を握っていた。
「(村長、あんたを利用して俺は必ず戦争でビッグビジネスを成功させてやる!!あんたには分かることはないだろうがこの村も敵軍も全滅するからな!!)」
もはやチャーリーの思想は危険領域であった。戦争でビッグビジネスという完全な他人犠牲かつ自分勝手な欲を丸出しにしていたからだ。
「(さて、あの戦車・・・最近使ってないから試運転させるかな。)」
チャーリーはニヤリと不気味な笑いを見せながら戦車のある場所へと向かう。
ー一方の雄太達ー
雄太はチャーリーの計画に怒りを露にした。
「だから彼は俺に計画が早くなると言って開戦させようとしたのか。チャーリーさんには失望したよ。」
「うさんくさいと感じなかったんですか?パリーヌさん・・・」
「いや、何か急やなとは感じていたが・・・」
「しかしパリーヌさん・・・あのチャーリー氏は元々そう言う思想が見え隠れしていたはずですが・・・」
「ゴーちゃん、俺はあの村に来てから日が経ってないねん。いつの間にか村長に就任していたから本当にどんな事情があったか分からへんねん。」
「あ、それなら仕方ないか・・・」
雄太が村に来てから日が浅いと知ったゴーシンは目を点にしていたのであった。要するにこれまでのチャーリーの行動から戦争ビジネス的思想が伺えたということをゴーシンは伝えたかったようだ。すると・・・
「ん?」
「どうしましたパリーヌさん?」
「ゴーちゃん、占領されている村の村長誰か知ってる?」
「・・・誰だっけ。」
突然ユリ達の村の村長が誰か気になった雄太はゴーシンに質問をしたが彼も知らなかったようだ。しかしティルが思い出したかのように言う。
「思い出しました。【パントニオ・フォアマン・レバンドフスキ】という方です。ただ今の村長かどうかは分かりません。」
「そうか、ありがとう!!ティル君!!」
「いえいえ!!」
どうやら村長の名前は『パントニオ・フォアマン・レバンドフスキ』というらしい。レバンドフスキ村長は現在の村長であるかどうか不明だが少なくともこの占領の何かを知っている可能性は高い。そう雄太はにらんだようだ。
「じゃあ、アントニオ村長を探しに行くわ(笑)!!」
「おーい!!また勝手なことをいう!!パリーヌさ~ん!!」
「しかし雄太さんは行動力が高いですね。しかも【アントニオ】じゃなくて【パントニオ】ですから、残念!!」
なぜかギターをひくポーズをするティル・・・さてそのレバンドフスキ村長と出会うことは出来るのだろうか?
何か鍵を握るかもしれない『パントニオ・フォアマン・レバンドフスキ』村長。彼に出会うため雄太はユリ達の村へと行く・・・!!




