陸軍配置
パコの実家を確認した帰りに隊長のボーリックと出会ってしまった雄太は・・・
突然雄太の目の前に現れたボーリック隊長・・・この状況をどう乗り越えるのやら・・・ボーリックの右横には【マチルダ・クルーズ】という秘書の女性もいた。
「あ、こちらこそはじめまして・・・!僕はパリーヌ・トランビュートといいます。」
「パリーヌ君・・・か。よろしく頼むよ、ニッ!」
ボーリックは雄太に笑みを見せるとちょうど同じタイミングである将校らしき男性がボーリックの元にやって来たのだ。
「ボーリック隊長!報告があって来ました・・・おや、若い軍人!さてはおめえ新入りだな!」
「はい!僕は新入りのパリーヌ・トランビュートと申します!」
「威勢がいいな!俺は軍隊の副隊長をつとめている【クリス・ミシガン】だ!トランビュート、俺達の計画の達成に向けて色々と頼むぞ!」
「はい!」
しかし表向きは笑顔の雄太だが目の前にいるボーリックにしろミシガンにしろマチルダにしろ敵である。
「(敵だらけ!いやだなあ!)」
雄太は不愉快な気持ちを押さえて笑顔を見せるしかなかったのであった。
ー村の公園ー
村内には迷彩柄の帽子と服を装着して機関銃を持つ多数の軍人達が公園を占領していたが実は数名は雄太側の人間である。
「村長さんは大丈夫かな?」
「大丈夫だと思う。肝は座っているからね。」
雄太の肝が座っているかどうかは別として皆が就任して間もない雄太を信頼しているのが伺える。
「(しかし敵多いな。こいつらどうやって倒すんだ?)」
まだ作戦が全員に通知されていないのか詳しい戦略を知らない人もいるようだ。
ーー
ボーリック達と一旦別れてから村に戻ってきた雄太に上司と見られる男性がやって来ては報告を言う。
「トランビュートだったか?お前にどの軍隊に行ってもらうか先程決まった。」
「え?軍隊?」
「ああ、『陸・海・空』軍のいずれかだ。」
「あ~、面識で話していたあれですね!」
「そうだ、あれだ。そしてお前は『陸軍』に参加してもらうことになった!」
「!」
雄太が参加することになったのは他に比べて死亡率が低い『陸軍』であった。
「陸軍のリーダーは【シャム・ティラーソン】将校だから見かけたら挨拶しておけよ!」
「了解しました!」
雄太は敬礼をすると男性は別の場所へと向かい、指示を受けていない雄太はどうしようかと辺りを見渡しまくって悩んでいるとヒートンそっくりの男性が現れたのである。
「やあ!新入りだね!」
「あ、ひ・・・は、はじめまして!」
髪型にしろ顔付きにしろヒートンそっくりの男性は雄太に優しい笑みを浮かべて近付いてきたのであった。
「俺は陸軍のリーダーをつとめる【シャム・ティラーソン】だよ!よろしくね!」
「は、はい!私は新入り軍人の『パリーヌ・トランビュート』といいます。よろしくお願いします(・・・ってヒートンさんに似てる)!」
「・・・・・・(この男、どこかで?)」
ヒートンに似た雰囲気に何かを感じたのか懐かしい時代の人に再会したような顔をする雄太だがティラーソンは険しい顔をして雄太を見つめていた。険しい顔をして睨み付けるということはティラーソンは雄太に関して何か知っているのだろうか?
陸軍に配置されることになった雄太だがティラーソンは彼の何かに反応しているようだ。いよいよ激戦の開始が近づく・・・!




