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逃亡から死の危機

 警察官の男性に命を奪われかけた雄太はたまたま公園内に置いていた自転車を見つけ、それで逃亡するのであった。

 自転車に乗って逃げる雄太と追いかける警察官の男性!!


 「(捕まったら間違いなく殺される!!とにかくどこへいくか分からないが適当に遠くへ行くぞ!!)」


 雄太はペダルを必死でこいであてもない逃走を続けるのであった。一方、徒歩の警察官の男性は当然追い付くはずもなく途中でバテてしまったのである。


 「くそぉ・・・待ちやがれ・・・!!」


 「(うまく振り切れたようだな。これでこれからは大丈夫だろうな。)」


 雄太は安堵した表情を浮かべ、ゆっくりと自転車をこいだのであった。すると雄太は景色を眺めながら思うことがあった。


 「(ガキの頃に見た景色だな・・・)」


 道の横には大きな木が生えており、周りは畑だらけ。開発された今では見られない光景が見れて雄太は少し懐かしい気持ちになったのである。


 「(レンジとやらの手紙にあった『あなたの世界』ってこういうことだったのかな・・・)」


 感慨にふける雄太だったが突然空に雨雲が広がり、今にも雨が降りそうであった。


 「やばいなこりゃ。ちょっとかっぱもないし濡れるかもしれない。どこか雨宿りできる場所を・・・」


 そう呟いた瞬間、雷が雄太の自転車に落ちてきたのである。


 「うわーっ!!」


 自転車から転げ落ちる雄太。一方、自転車は雷で大破してもはや乗れなかったのである。


 「(足で・・・逃げるしかないっ!!)」


 自転車を漕いでいたためか体力が少し回復していた雄太は全力で限界を越えて走ったのだ・・・が・・・


 「ぐぶっ!!」


 突然お腹を抑えて倒れた雄太・・・彼の目の前にはあの男性が右手の拳を握りながら立っていたのである。


 「貴様・・・ちょろちょろ逃げやがって!!」



 《ある施設内》


 ある個室で目を覚ました雄太の元に怪しい二人組が訪れたのである。


 「そろそろ時間です。」


 「?何のことですか?」


 「いいからついてきてください。」


 よく分からないが雄太は二人について行きある扉の前に到着したのである。そして一人が扉を開けると・・・


 「こ・・・絞首台!!!?」


 雄太の目の前に現れたのは絞首台であった。


 「あなたは今日、処刑されます。」


 「え、何で!?てか裁判はしたの!?」


 雄太は一転して死の危機に晒されることになった。

 逃亡から一転して死刑執行の身となった雄太は絶対絶命の危機となる。雄太の運命は一体どうなるのか!?


 次回へ続く!!

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