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因縁の警察官・・・ライチ・ジャックス

 雄太を狙う部隊が誕生するなど危険が高まる中、トランビュートの公園であの因縁の警察官と再会してしまったのである。

 あの(・・)警察官を目の前にして恐怖の記憶が蘇って顔が恐怖に満ちた雄太は逃げようとしたがそうすると疑われるので慎重に言葉に気を付けて話をするのであった。



 「この人物は【市川雄太】と言って危険な人物なんだ。」



 「市川は見てないですね。」



 「へー、そうなんだ。是非とも見つけてほしいんだ。あれ、君はうーん・・・誰かに似ているような・・・」



 「いや・・・誰にも似てると言われたことはありませんが。」



 「そうなんだ。そりゃごめんごめん!」




 警察官の甘い口調に雄太は顔をしかめつつも冷静に対応する。




 「ところでどんな方でしょうか?」



 「知らないのかい?まあ、この男は死刑囚だから有名なはずだから知らない方がおかしいんだけど・・・」



 「あ・・・」



 「まあ皆が皆知っている訳じゃないから・・・でも世間からは嫌われている極悪人だから・・・」



 「(そうか・・・俺はそこまで嫌われていたんだ・・・)」




 雄太は自分がどれだけ嫌われているのか警察官の言葉から改めて理解してうつむいたのであった。




 「ねえ、どうしたの?」



 「あ、すみません。少しぼんやりしてしまいまして・・・寝不足だったので。」



 「大丈夫かい?身体には気を付けるんだよ。」



 「は・・・はい!ありがとうございます!(あの時(・・・)と全然違うなぁ・・・)」



 雄太はうつむいたために警察官に招待を見抜かれそうになるも幸い警察官は雄太を体調不良と認識したために正体を見抜かれることはなかったのだ。が・・・すると警察官は突然雄太に名刺を渡したのである。




 「これは・・・!」



 「何かあればここに連絡をしてほしい。」



 「は・・・はい。」




 雄太は名刺を受け取りその警察官の名前を知ったのである。




 「えーと、【ライチ・ジャックス】さんなのですね。」



 「ああ、君の名前は?」



 「ぼ、僕でしょうか?僕は【パリーヌ・トランビュート】です!30歳です。現在は鉄道員になったばかりです。よろしくお願いします!」



 「パリーヌ君、これからもよろしくね!もし市川をみつけたら連絡をしてね!」


 「は、はい!(いや、市川は俺だけど・・・)」




 どうやら雄太と因縁の警察官であるライチとは形式上は仲良くなった(?)のである。しかしライチは雄太の姿を見て少し違和感があるようだ。




 「(しかし・・・彼、やはりどこかで見たことがあるようだ。う~ん、まあいいか!)」




 しかしライチは雄太が目の前にいることを結局は見抜くことがなくそのまま会話は終了したのであった。




 「じゃあ、パリーヌ君!また会おう!何かあれば連絡してね!」



 「あ・・・ありがとうございます!何かあれば連絡します!」



 雄太は自分に対して手を振り去っていくライチの姿を見届けると懐から【レンジカード】が光を放つのでそれを取り出すと新しい文章が書かれていたのである。




 『因縁ノ警察官ハ実ハ【強敵】ト書イテ【トモ】ト呼ブ。』





 「(どういうことだ?因縁の警察官(・・・・・・)ってあのライチさんのことか?)」




 雄太はレンジカードの内容を見てやや違和感はあったがとにかくライチとは何らかの関わりがこれからもあるのだろうと理解して公園を後にしたのであった。




 ◆◆◆◆◆◆◆◆




 その頃、ヒートンは先程の店でアルカディアと会話していたのであった。




 「なあ、アルカディア君。」



 「はい、ヒートンさん。」



 「君はパリーヌ君を見てどう感じたかな?」



 「ええ、パリーヌ君はしっかりしてそうな感じでいい子だなと思いました。」



 「そうか。それなら良かった。彼ね、ちょっと色々複雑な事情があるから助けてやってほしいんだ。」



 「そうでしたか。ええ、それならもちろん協力しますよ。」



 「ありがとう・・・アルカディア君!」



 雄太への協力を表明したアルカディアにヒートンは感謝からか何度も頭を下げたのであった。





 ◆◆◆◆◆◆◆◆





 一方、雄太は公園を出て次はどこへ行こうか考えていた。




 「次は・・・トランビュートの駅前広場に行こう!」




 雄太は駅前広場に到着すると少なからず人がいたので声を掛けることにしたのである。

 警察官ライチに正体を見破られることなく済んだ雄太だがレンジカードに記された『強敵=友』の意味とは・・・?そして駅前広場にて得られる情報とは・・・?

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