表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モノ使いたちの審美眼  作者: 利町 まる
草の一族の次女の話
1/5

プロローグ

(不)定期連載予定。

駄文ですが頑張ります。

モノ使い、と呼ばれる所謂魔法使いたちが誕生して100年。


彼らは15歳の誕生日に一生の相棒となるモノに自分の力、通称魔力を宿らせ、それを武器にしたりしていく。


そうして、魔力が宿ったモノを人は「魔器物」と呼んだ。


魔器物は、自分で選ぶことが出来る。もちろんモノ使いとの相性もあるが、基本的には人が普段日常生活で使用しないようなモノを選び魔力を宿らせる。


その方が人と被らないありふれた魔器物とならないからだ。


人が日常的に使用するモノが魔器物になった場合そのモノを使用する人間が多いため、モノ使い本来の力を出せない魔器物となることが多い。


今やモノ使いとしての力は万人が身に付けなければならない一般教養として世間に浸透していた。


おかげでモノ使い専門の高校ができ、中学では魔法の基礎を学ぶスタイルが教育にも取り入れられている。

彼らは在学中モノ使いとしての腕を競い合うのだ。


しかし、人の中でも特にモノ使いとして素質があるとされる5つの一族がある。


その中の一つ、魚の一族に生まれた魚津 真鯖は今年の春高校一年生になったばかりの駆け出しモノ使い。


中学では常にトップの成績を維持し続け、魚の一族としても、普通のモノ使いとしても期待された彼が魔器物として選んだ器は、


____万人愛用の筆記具、シャーペンだった。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ