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色彩館  作者: こをり
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ニジュウニ色

食器を洗い終わり私も今で会話に参加する


「あーアキラちゃん天才だねぇすっごいご飯上手かった!」

『ありがとうございます!』

「アキラちゃんはここに拉致られてるんでしょ?」

『い、一様』

「どれくらいまで居るとか決まってないんだよね?」

「決めてませんね」

「まぁ借りはたくさんあるしな」


帰る、なんだか今じゃそんな事考えてなかったなぁ

他人事みたいにその話を聞いていた


「じゃぁまだまだここに居る?」

「居させますねぇ」

「よっしゃぁ!ねぇねぇアキラちゃん!」

『は、はい?』

「明日はとんかつが良い!」

『夕ご飯ですか?いいですよ!』

「ううん。朝飯」


朝からとんかつは重くないですか?なんて聞けないくらいキラキラした瞳

緋色さんのほうをチラッと見ると分かってくれたのかフォローしてくれた


「俺らは普通で」


えぇーそっち!?誰もとんかつにツッコミ入れないんですね!

分かりましたと言ったら白緑さんは満足したのかもう寝るわと言って部屋に帰った


『明日朝から油と格闘ですか・・・』

「明日はゆっくりで良い俺ら3人仕事無いし」

「私は〆切が近いんですけどね」

「溜めてるお前が悪い」


仕事大変そう、明日白藍さんの好きな玉子焼きでも作ろうかな

すると家の黒電話がけたたましく鳴った

緋色さんが肩をビクッと振るわせたのは言わないでおこう


「おやおやこんな時間に非常識な」

「まったくだ」


白藍さんが電話を取り話し込むこと30分

終わった後は嬉しそうな顔で私達の方を振り向き一言


「帰ってきますよ!もう一人!」

『明日ですか?』

「いえ、3日後くらいだと」

支子くちなしか?」

『支子さん、ですか?』

「まぁ来てからのお楽しみです!」


へぇどんな人なんだろう?とりあえず解散して部屋に戻る。

明日は朝から油ものだからそれ以外はヘルシーなのを

カタカタカタ・・・


『なんの音?』

幽霊とかだったら死んだ振りをしよう、ゆっくりと障子を開けそろりと歩く

だんだん音が大きくなる、ここは?

図書室の横の横。灯りがついている


『この部屋・・・白藍さんにはいちゃダメって言われてる』


からやっぱり入らない方がいいんだよね

たぶんこの部屋に居るの白緑さんだし、許可とか貰ってる筈だもんね

お茶くらい持ってきたほうがいいかな?

極力足音を立てないように台所までダッシュ

持ってきたときには音はやんでいた(灯りはついてるけど)


『・・・白緑さん?』


無言、でもがさがさする音は聞こえるから居るんだよね?

もう一度大きな声で呼ぶ


『白緑さん』

「・・・・あ!?何々?誰か呼んだ?」

『夜分遅くにすいませんあのお茶・・・』

「マジでー!そこに置いてくれたら嬉しいな」


障子一枚はさんだ会話でも分かる白緑さんなんかあせってる?

風邪引かないでくださいねと言うとはーいと元気な声が帰ってきた

何してたんだろ?部屋に帰り考えていると鶴の恩返しを思い出した


『開けなくて正解だったかも』


鶴になるってことはないと思うけど・・・

ほっと安堵の息をはいてから私はふとんに横になった


白緑はお肉大好物で野菜が大嫌いです(それも私)

新キャラが出ますよ~!

とりあえず話しがめんどくさくなってくるのでお付き合いしてくだっさたら光栄です!

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