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4話

4話





「それで結果はどうでした?」


「神木さんまずはこちらのカードケースをお渡しします。」



俺は銀色のカードケースを受け取った。

なかなか派手だな。



「そのカードケースですがステータスカードを中に入れてください。また、色によってランクがわかる仕組みとなっています。」



ランク別のカードケースの色味表をついでに見せてもらった。



ランク  カードケース

F    白

E    黄

D    青

C    赤

B    銀

A    金

S    黒



「って、Bランク?!」


「はい、神木さんがステータス取得をされている間に道場での役割など確認した結果一族での評価より個人評価とした場合貢献度はDほどで落ち着くのですがステータスの値とスキル熟練度、それにユニークスキル持ちというのを加味するとBランクでも低いと思いましたがレベル1であること、ダンジョンでの経験など加味してBランクとしました。」


「それにしてもいきなり上から3番目でいいのですか?」


「はい、ステータス値やスキルの種類などなどみても全く問題がないかと思われます。

これは組合のランク規定に則ったことですのでこれからのご活躍に期待しています!

ちなみにですがこの能力だとソロで中層としている階層のボスくらいは倒せると思いますよ。」


「それがどのくらいなのかよくわからないのですが」


「そうですね。簡単に言うとCランク探索者のフルパーティ6人がやっと倒せる位のを簡単に倒せるだろう能力です。まぁ、ユニークスキル次第ですがね。もし使えなくても個人で同等位だとおもいますが。

ただ技術力の差でそれ以上なのかは判断出来ないのでこれが客観的に見た評価になります。」


「わかりました。そういうことにしておきます。」


「それでは、これで登録が完了しましたのであとはこのダンジョンマニュアルをお渡ししておしまいですので持ち帰ってよんでくださいね!」


「はい。それでは今日は失礼します。これからよく来ると思うのでよろしくお願いしますね。」


「はい、こちらこそよろしくお願いします。」





◇◇◇◇






『········です。進藤所長お疲れ様です。先程神木さんのステータス登録が終わりBランクに登録されました。』


「そうか、終わった····って、Bランクだと!?彼はまだダンジョンで強化されていない素の状態だぞ?」


『ええ、ですが登録したステータスをご覧になられればご理解出来るかと思いますが』


「ちょっとまて、今見る。·······ふむ、確かに納得出来るがなんだこのスキル熟練度は」


『正直彼が世界最強になるのは時間の問題かと』


「ふう、これからの活躍に期待か。」


『それがよろしいかと。』



それにしてもあやつユニークホルダーだとはな。

ユニークスキルは世界的にもまだまだ殆ど確認がされていないものだがどれもこれも強力だということはわかっているが。


さてさて、これからどうなることやら。





◇◇◇◇





会社に戻った俺は探索チームに与えられた部屋へと戻ってきた。


「ただ今戻りました。」


「お帰りなさい。無事に登録出来たようですね。」


「えぇ、この通り」



俺はカードを見せた。



「って、え?え?銀ケース?神木さん?なんで日本に数人しか持っていない銀ケースを?それも持っているのは自衛隊の最前線の人達らしいのに。」


「んー、成り行き?」


「いやいや、私の青ケースだって貴重なんですよ?!自分で言うのもあれですが。」  


「まぁ、いいじゃないの。それより清見さんは?これからのことで打ち合わせしたかったんだけど。」


「いま、休憩にいっていますよ。」


「そっか。まぁ、俺は嫌われているみたいだから気まずいけどね。」


「いえ、あれは····」



本橋さんが何か言いかけたとき扉が開き清見さんが入ってきた。



「あ!帰ってきたわね!あなたよりランクの高い黄ケースの私がビシバシ鍛えて上げるわ!」



んー、清見さんってよく見ると何処かでみたような?



「あ!そうだよ。清見茜さん!道場に来てたよね?半年ほど前かな?

いやー、あの清見さんがきちんと探索者やれてるなんて指導した身として誇らしいよ。」


「私はあなたなんかに指導された覚えなんて·····、あ、あ、あ、」


「「あ?」」


「ありました。せ、せ、せ、先生!この度のご無礼申し訳ありません!」



おー見事なジャンピング土下座

じゃなくて



「いやいやそんなにかしこまらなくていいのに。これから一緒に働く仲間だしね?」


「はい!」



おー見事な直立 



「お二人はお知り合いで?」


「はい!神木先生にはモンスター討伐のいろはをご教授していただきました!」


「うちの道場のモンスター討伐セミナー出身者なんですよ。」


「えっと、道場?もしかして神木さんってあの道場の関係者ですか?」


「えぇ、あの道場のです。」 


「そ、そうとはしらずご無礼をしました!私も地方で開催されたときに師範からはご指導していただきました!」



おー、こちらも綺麗な姿勢だなぁ。



「だから、二人共楽にね?」


「「は、はい!」」



んー、うちの道場の指導受けた人って数日でこうなるけどなんでだろうね?


まぁ、これからの予定を話しますか!

面白かった、続きが気になる!そんな方はいいね!していただきブクマもお願いします。

皆様の応援がモチベーションへと繋がりますのでよろしくお願いします!


また、モンスターのアイデアを常時募集しております!

よろしくお願いします!

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