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2話

2話




さて、探索者組合に付いたよな?

見た目は普通のビルなんだよなぁ。とりあえず駐車場に車を置いて行くかな。


中に入ると普通に役所みたいな感じだな。

まぁ、国の機関だからそれであってるが。


受付はどこかな?

お、新規登録受付発見!



平日の午前中ということもありほとんど人がいない。

これはこれで楽だからいいか。



「すみません。新規登録お願いしたいのですが」


「はい、新規ですね。マイカードはお持ちでしょうか?」


「はい、あります。」 


「お預かりしますね。」



ほとんど使わないけど持っててよかったマイカード、昨今は政府発行のマイカードと呼ばれる国民証でなんでも出来るようになってきたから持ってるとこういうとき楽なんだよな。



「カードありがとうございました。」


「どうも」


「すみませんが神木様個室の方へ来て頂けませんか?」


「え?なぜです?何か悪いことあったかな?」


「いえ、そうではなく神木様はあの道場の方ですよね?」


「えぇ、そうですが」



あぁ、面倒くさいことになりそうだなぁ。





◇◇◇◇





「失礼します。神木様をお連れしました。」


「おう、入ってくれ。」



部屋の中へと入ると40代位の男性がおり雰囲気が歴戦のって感じのする人が居た。



「悪いな来てもらって。そこに座ってくれや。まずは自己紹介させてもらおう。

俺は進藤だ。一応本部の所長をしている。元は自衛隊の探索チームだったんだが怪我で引退してこの役職についている。」


「はい。」


「うむ。それでだな、君を呼んだのは他でもない。かの神木道場の関係者というか師範代である君が何故探索者登録をするのかということだ。」



そうなのだ。

うちの道場はセミナーというか一般人に講習をするにあたって頑なにステータスと呼ばれる能力の取得をしなかったのだ。

なぜなら、道場の有用性を示すために一般人でもこのくらい出来るというの見せる意味でも素を大事にしていたのだ。


まぁ、その役目は父や祖父、それに弟などに任せればいい。

俺は探索者として極めるとこうなるというのを示していけばいいからな。

むしろ探索者の指導もできるようになるか?



「神木君?」


「あぁ、すみません。何故かと言うと俺が働いている会社からの社命でして。それに俺が探索者になって比較対象になれば極めたらこうなるというのも示せるじゃないですか。」


「確かにそうだな。それで登録はするとして先ずはダンジョンの説明からだな。

それは、受付の花見さんに任せる。」


「わかりました。花見です。よろしくお願いします。」


「はい、よろしくおねがいします。」


「それでは説明させていただく前に神木様を含め特定の協力関係にある有力一族の方が探索者になられた場合そのステータス値に合わせてランクを上げることになっております。」


「断ったりは?」


「出来ません。というか、ランクはステータス値だけでなく国への貢献度も加味されていますのでこの制度の対象一族は貢献度が日々積み重なっていますので正直ステータス値に関係なく上がります!

それから、ホントでしたらいろいろ説明が必要なことや講習会で勉強したりしなければいけないことがありますが免除されます。というか、協力してもらう際に一度聞いておられると思いますので二度手間ですので。」


「あ、はい。」


「それでは不足ぶんの説明をいたします。まず探索者にはランクがありF〜Sまであります。これは国家資格扱いになり、ランクが高ければ高いほど情報開示などで機密度の高いものを閲覧できたりします。詳しくはそのランクになった際に説明されます。


次にダンジョンについてですが基本ダンジョン内もその国の法律に準じた扱いです。そして、宝物や収集物は基本個人所有で自由に扱っていいのですが売買する際得た利益から税金を年1回収めてください。但し組合にお売り頂けばその分の税金は支払わなくていいです。買取額から差引いたものでお渡しいたしますので。ですが注意が必要なのが魔石です。これは全て組合で買い取ります。

個人所有には許可が必要になりますのでご注意ください。」


「それは、高ノ宮製薬で使う分もですか?」



そう、ポーションを作るのに必要になるのが魔石なのだ。

だから魔石の持ち帰りでいちいち許可を取るのは手間なんだが····



「高ノ宮製薬で使用される分については、数だけ報告して頂ければいいと言うことになっております。」


「それはよかったです。仕事で使うのに毎回申請するのが大変そうだと感じたので。」


「確かにそうですね。それでは最後にダンジョン内で怪我をされた場合組合は責任を取れませんのであしからず。」


「はい、わかりました。あとはステータス取得だけですか?」


「そうですね。ステータス取得にダンジョンの入口にある石碑に触れて頂かないといけませんので現地へ移動してください。

現地に付きましたら入り口にいる係のものにこの用紙を提出して頂ければ案内してくれます」


「わかりました。それでは行ってきます。」


「はい、あ。

忘れていましたが現地でステータスを取得されましたらこちらのカードを胸に当てステータスと、念じるとカードに記載されますのでそれで登録完了となります。

それでは登録料ですが今回は高ノ宮製薬より頂いていますので結構ですので行ってらっしゃいませ。」



俺は車に乗り込み日本にあるダンジョンの一つへと向かった。

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