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天才剣士と神童剣聖の剣舞(ソードダンス)  作者: 鈴川掌
第八話 満開へと至る道
39/42

第八話(下)

第八話を開いて頂きありがとうございます。

これは自分の我儘と言うのは、分かっているんですが、どうかお優しい人が居ればお答えいただけると幸いです、私の作品は読むに足る作品でしょうか?それとも見る価値も無い程までのツマラナイ一作の一つなのでしょうか?遠慮なく答えていただける方が居ればありがたいです、より良い作品にするべく頑張っていきたいと思います。

 気持ちの悪い程に爽快な目覚めをして、違和感が湧きおこる。いつもは対戦直前まで眠れない初めて遠足に行く小学生の様な睡眠をしていたはずなのに今日の私は、いつもより早く寝て、通常通りの気持ちの良い朝を迎えている。こんな事は初めてだ、だからこそなにか嫌な事でもあるんじゃないかと勘繰(かんぐ)ってしまう。


 ―剣聖祭予選5日目

 寮でいつも通りの朝食を頼み、いつも通りに学園に向かう準備をする。

 落ち着け、試合前日に偶々、偶然いつも通りに眠れただけじゃないか、だからこそ落ち着け、落ち着くんだ剣ヶ丘芽生!

 制服に着替えて、学園に向かう準備を終えてさぁ、いつも通りに学園に向おう。

「あら?珍しいですね、おはようございます、芽生先輩」

「うちはさん?あぁ、おはよう」

 いつも通りの日常とは裏腹にいつもは居ない筈の彼女がそこには居た、綺麗に背筋を伸ばして、どこかに寄りかかる訳でもなく、ただ日陰で一人飼い主を待つ犬の様に立っている。

「確かにいつもはこの学年寮の前を通っても、うちはさんを見た覚えはないが…」

 まさか私の時計が狂っていていつもとは違う時間に出てきてしまった…とか?と思い腕時計を確認するがいつも通りの時間だ、まだこの腕時計の時間も狂っているという可能性も否めなくは無いが、その確率は低いだろう。であれば何故?

「いつもはもう少し遅く出ているんですけれど、今日の武蔵君は一番目の試合なので…こうして少し早めに登校するという事にしたそうです」

「それでアイツは君を待たせているのか?」

 自分で早めに集合させておいて待たせるとは、東雲武蔵よ、それは常識的に考えてあり得ない行為だぞ。

「あぁ、違います私が勝手に待っているだけです、武蔵君も一人で先に行っていてもいいと言ってくれるんですが、人を待つのは好きなので」

「特に待つ理由が無いのなら、その…私と行かないか?学園…」

 何を私は、照れているのだろうか?確かに私に友人と呼べる人は…少なくは、いや決して多くは無いかもしれないが、相手は対戦相手の鍛冶師そのようになれ合うべきではない筈だが…。

「いいですね、ちょっと聞きたい事もありますし」

「それはよかった、ならば話は早い一緒に行こうか」

「はい」


 うちはさんと世間話をしながら学園へ向う、途中黒猫が前を横切り、カラスが意味も無く集団で合唱を始める等不幸の予兆と思われる事に極端にまでビビっていると彼女に笑われたり、そのような普通の友人の様な事をしながら玄関に辿り着き、その後は別れる。学園の中に入ってしまえばもう敵同士だ、そう肝に銘じながら一度話をしたい人が居る、こちらから呼び出すのは迷惑かもしれないがどうしても話して置きたい事があった。

 姉さんを私は侮辱してしまうかもしれないと。

 姉さんを呼び出す為に通信端末で呼びかける、1コールもしない内に姉さんは私からの呼びかけに答える。

『芽生、どうしたんだ?まさか試合前に落ち着くために私と同じ様に姉妹に頼ろうと…』

「そんな事は考えていない」

『はい』

 食い気味に、テンションを高めながら話しかけて来たが、姉さんは全く変わっていない、昔から妹を溺愛しすぎている、それは嬉しい事なのだが、あの歳になっても好きな殿方の一人もできないのは、妹として少し心配してしまうが、今はそんな事はどうでもよい。

「話したい事があるの、試合前に」

『狂い桜の事だろう?いいよ…芽生の好きなようにやっておいで』

「なんで?」

『なんで?って、あちゃー理由違ったかぁ?』

 なんでこの姉は私が気にしている事をすぐに言い当ててしまうのだろうか?そして言い当てる事はできる癖に、そうやってすぐに茶化すのだろうか?しかしなんで私の言いたい事が分かったのだろう。

「なんで、私が狂い桜の事を話そうとしている事が分かったの?」

『そりゃあ全てを理解している姉妹だから……かな』

 通信端末越しでも、間違いなくドヤ顔で言っているであろうことはよく理解できた、もし本当にそうだったとしても。

「切るわね」

『あぁ~待って待って、話すから、ちゃんと話すからもう少し話しをさせてくれ』

「はぁあ、それでなんでわかったの?」

『私も同じ悩みを持ったことがあるからだよ、これだけで十分だろう?』

 姉さんも同じ悩みを?途轍もない速さで狂い桜完成させた、姉さんがどのような困難にぶち当たったというのか、それはわからないが、その言葉が嘘ではない事だけはすぐにでも理解できた。

「わかった、今はそれで納得しておく、でもいつかどんな壁を目の前にしたのかを教えて」

『あぁ、わかってる』

 この約束と姉さんからの許しを得たのならばもう大丈夫な筈だ、私はこれから狂い桜に新たな型を作る。


 関係者室で私の前に行われた東雲武蔵の試合を見る、本当であれば対戦相手の研究を最後の最後までし続けるべきと言う事はわかっているが、それをするつもりはないし、その研究不足で負けるとしても自分はそれまでであったと納得した上で東雲武蔵という天才の試合を見る。

 といっても奴の試合に語るべき点は多くない、ただ普通に戦って、ただ普通に勝っているというだけ、嵐の前の静けさとでも言うべきか確実に何かを隠しながら戦っているという事が分かる。

「お前は何処まで先を行くつもりなんだか」

「何か言いましたか?」

 鍛冶師の一人が反応する、うっかり口に出してしまっていたらしい。

「なんでもない、行ってくる」

「わかりました、ご武運を」

 特殊な繊維(ヘファイストス)を受け取り、椅子から立つ。どれ程までに追いつけない程に先に行ってもいい、私は必ず追いついて見せるから、分不相応かもしれないが私はお前のライバルを自称する者だから。


 剣舞会場に降り立ち歓声が私と対戦相手を包む。

『ここまで3勝無敗その実力は既に剣聖級か?伝説の剣ヶ丘開花の確かな後継者、剣ヶ丘芽生ぇぇぇ!』

 姉さんと同一視されるのは、流石に姉さんに悪いが、姉さんの後継者か…その響きだけは本当に甘美なモノだ。

『そして相手は堅実にここまで3勝1敗まだ剣聖祭への道は閉ざされていないぞ!3年鴇力斗(ときりきと)ぉぉ!』

「今日はいい試合をしよう、よろしく」

 手を差し伸べ握手を求めるが相手はそれに応じる事はない、私が好きでやっているだけの事だ別に拒否されたからと言ってなんだと言うつもりは無い、それだけ相手も集中しているという事なのだろう。

 そして対戦相手の鴇力斗の風貌を改めて見る、その立ち居振る舞いに特に感じるモノは無いが、一つだけ特殊と言うべきか特異と言うべきか…swordが明らかに私とは違う、それは二刀流、swordを二本持ったからといって属性攻撃か2倍になる訳でも、東雲やアーサーの様なダブルブレインになれる訳でも疑似的にダブルブレイン風になれることもない、逆に属性は分散するというデメリットもある、剣術的な意味でメリットはあったとしても剣舞的に見てはメリットはほぼ無いと言ってもいい、それでもここまで3勝1敗それが意味する事は相当なくせ者か、それとも東雲の様にブレインが異常なのか、それはわからないが今日ほど相手を研究するのを辞めた事を後悔する日無いだろうと、私は簡単に予想できる。

 だが、だからと言って負ける気も更々無い、間違いなく私が勝つ、私だけの為では無く、私に道を示してくれたうちはさんに感謝を述べる様に、そして何より姉さんが作り上げた狂い桜に泥を塗るつもりは無い。

「芽吹」

(そう)(りょう)

 互いのswordが抜刀された事により対戦準備の完了を受諾し、カウントダウンが始まる。

 ―3―2―1―

 私は負けない、あの憎たらしい程までに天才なアイツと戦うまでは。これは自分に対する枷でもあるし、誓いでもある、だが今は少しその気持ちを忘れさせてくれ。

 ―0

 いざ尋常に勝負!

 最初から全力で行く一切の出し惜しみをするつもりは無い。

「行くぞ!《斬撃支配(スラッシュショット)》!」

 放った斬撃は弧を描きながら、相手に向い斬り付ける私のいつも通りの戦闘スタイル。

「フン!」

 鴇力斗は二刀を使い正面から、私の《斬撃支配》を受けとめる、驚く事ではないが、意図も容易く私の斬撃が止められた事に対して思う事がない訳でもない。

 受け止めている間に、間合いを詰めより前回よりも速い《斬撃支配》を打ちだして見れば、相手はどのような反応をするだろうか?また正面から受けるだろうか?それとも…。

 ―シュン―

 空を斬りそこから斬影が実体化するのにコンマ数秒すらかからない、先ほどよりも速くそして強力な《斬撃支配》。鴇力斗、お前はどう受ける?

「くっ」

 鴇力斗は回避を選択する、先ほどの《斬撃支配》を打ち消すのに、私が間合いを詰められるぐらいには時間をかけていた、だからもう一度受け止めるとするのならば、と考えたが流石にそれは甘い考えだったようだ。

 ―キィィィイイイン―

 Swordとswordがぶつかりあう、身体強化されたもの同士の一撃は周りに少量ではあるが衝撃波を生み互いと互いが若干吹き飛ばされ、間合いが開く。

「もう一度だけ、試す!」

 ―シュン―チン―

 今度は居合で更に速い《斬撃支配》を打ち出す、これならば避ける隙は与えない筈だ、どれだけ上手く防御しても間合いに入って一撃を入れる時間は作れる。

「なっ?」

 流石の威力に鴇力斗も意表を突かれたのか、その場でやはり受けきる以外の選択肢は与えなかった。

「貰った!」

 《斬撃支配》の残影に追いつきはせずとも打ち出した直後から相手に急接近を仕掛けていた私は既にこの刀の間合いに入っている、どれだけここから回避行動に移そうとしたって、それより先に私の刀が鴇力斗、お前を斬り裂く!

 ―ザシュッ―

 鴇力斗を斜めしたから最速で斬り裂き空に浮かせる、こうしてしまえば私の独壇場だ。

「今度は受けさせも、避けさせもしない!《斬撃支配》!」

 全力で尚且つ連続で放った残影の、否斬撃の数々が無力に空に浮く、鴇力斗へ飛んでいく。どれだけ空中で態勢を整える力があってももう遅い。

「っ!」

 斬撃と斬撃がぶつかり爆発を起こすが、空に鴇力斗の姿は見えない。

「バカスカバカスカ、斬撃を放ちやがって…」

 爆発が起きた真下に鴇力斗の姿を確認する、まず最初に思った事は、どうやって?だったが、まぁそんな事はどうでも良いか、折角話す機会が訪れたのだ。

「どうやって避けたかは、今はどうでも良い。今の攻撃を避けるような強敵に出会えた事を私は光栄に思う改めてよろしく頼むよ」

「そーいう堅苦しいの、俺苦手なんだよ」

 まぁそういう人も居るだろうが……。

「っつ、開花!」

 いきなり飛んできた何かが間合いに入ってきた瞬間に、私の全神経が反応して、飛んできた物体を斬り付ける。

「気を抜いた私の落ち度だが、中々…やってくれる…」

「へぇー今のを防ぐのか、流石に剣聖祭出場者の名は伊達じゃないな…、剣ヶ丘」

 今のを斬り付け弾き返した瞬間に鴇力斗がどのようにして私の《斬撃支配》を掻い潜ったかが理解できた、ある意味その為の二刀とでも言うべきなのかもしれない、つまりは二刀の内片方を足場にして下に急降下する事を選択した訳だ、そしてその後吹っ飛んだ二対の内の片方を何らかの方法でこちらに撃ちだした。

 予想が当たっているかどうかはともかく、(おおよ)そブレインの正体はわかった。

「なんのための二刀かと思っていたが、確かにその戦いぶりならば二刀の方が向いているだろうな」

「流石は剣聖祭出場者なーんでもわかるんだな」

 言い方に違和感を持つ、何か悪意をもって話しているそんな気がする、私はお前に何かしてしまったのだろうか?だがそんな事を考えるのは後でいい。

「鴇力斗、お前のブレインは物質を固定する、若しくはそれに準ずるモノ、違うか?」

「当たり―」

 当てられたこと等どうでも良いと言った感じで、片手に持ったswordを振るう。なんだ?何をした?ブレインの合図なのか?

「狂い桜・開花!」

 ―キィィイイン―

 間合いに入ってきた時点で、もう私に届く事は無い。

「《相反し団結する(マグネティック)》!」

 弾いた筈のswordが完全にその場で固定されていると思えば、鴇力斗の手に戻っていく。そして鴇力斗が投げたswordは私に届く前に一度止まったかと思えば、急発進し私を襲い掛かってくる。

「《斬撃支配》・開花」

 ならば間合いに入ってきた時点で《斬撃支配》を行い、再度間合いを離せば……。

「なっ?」

 刀が動かない、動かないのではなくて動かせない、動かそうとしても何かに押されるように戻らさる。

「まずっ」

 鴇力斗のもう一刀が私に降り注ぐ、これでは避けられない。

「くらえっ!」

「ガッ」

 重い一撃を食らい弾き飛ばされる、咄嗟の判断ができなかった所為か思った以上にダメージが大きい。

「流石にこれ以上は食らいたくはないな」

 この言葉が相手の逆上を買ったのか、鴇力斗はもう一度振りかぶる。

「その余裕そうな態度も!」

 もう一度刀を固定されそうになるがその予兆が分かった今二度も同じ手を食らう馬鹿であるつもりはないが今度も鴇力斗の攻撃は私の予想を裏切る。

「避け…」

 なんで?なんでお前と私の間合いがこれ程までに近づいているんだ?だが今回は押されるような力は無い…ならば、今度こそ。

「《斬撃支配》・開花!」

 そういい間合いに入った瞬間に《斬撃支配》・開花を放った瞬間に今度は先程より強力な押される感覚に襲われ、強制的に鴇力斗から間合いが離される。

 思い出したこの感覚は…磁力操作!swordを磁力で操作する能力、私はお前と戦った事がある事を今思い出す。

 それは1年生の初めての試合だ《斬撃支配》でごり押した事を思い出す、余り自分にとっていい記憶ではないから封じていた、ブレインに頼りすぎるなという姉の教えを忘れて、勝ちを優先した日の記憶を私は思いだす。

「この急激に押されるような感覚で思い出した、鴇力斗、私が初めて戦った相手…」

「ようやく思い出したか!だかもう遅い」

「《相反し団結する力》!」

 こちらがS極あちらN極の様に互いのswordが団結して私と鴇力斗を引き合わせる。

「あぁ、もう遅いな、全ては遅い。私がお前にした所業も許されるものではない」

 だが、それでも私はお前に負けるつもりは無い!だからこのお前の心からの攻撃に対する返礼は私の今出せる全力で受けよう。

「狂い桜………三分咲き!」

 今出せる私の最高速で最大威力の3連撃、必ず防御を崩す為の連撃だが、今の私が未熟さが生んだ満開へ至る道筋のみを作り出した技。

 ―ザシュ―

 一つ目の攻撃で相手を弾き。

 ―ザシュ、ザシュ―

 二つ三つ目の攻撃で相手の武器をも落とさせる連撃。

「ハァァァアアア!」

 ―ザキィィイイン―

「これが私の満開へと至る道だぁぁあああ」

 全てを失った鴇力斗に最後の《斬撃支配》を撃ち込んだ。




 一年生に入ってから初めての試合を迎えた日の事は、昨日の様に思い出す。名門剣ヶ丘学園に無事入学ができたという事が何より嬉しかったし、そしてあの伝説の剣ヶ丘開花の妹も同じ学年で入学しているという事も陽気な自分を加速させたのかもしれない。

 剣舞に携わっている者であれば、あの偉業に心惹かれただろうし、いつの日か自分もああなりたいと思ったはずだ。

 そして血縁というのはどういう因果か、それとも神が不平等なだけなのか、その妹にも同様とは言わないかもしれないが、確かな才気と実力を与えた。

 そんな才能溢れる妹と懇談試合を行えると知った日、俺はテンションが有頂天を越えていたのかもしれない、世代を代表するであろう選手と自分が相対する事ができると、俺がどれ程彼女に及んでいないのかを直接推し量るチャンスを入学直後に得られた訳だ。

 どれ程惨めに負けてもいい、それだけで挑んだ筈だった、それだけの気持ちだったのに…。

「すまないが、その時の試合の話しをしないでくれないか?正直迷惑だ」

 まるでS極とS極又は逆の様に俺達の関係は反発し始めた、剣ヶ丘芽生は、俺との勝負を、俺との会話を、俺との関わりを拒絶した。

 そしてその翌年俺達の憧れは全て失われた、たった一人の東雲武蔵と言う天才の手によって。


「今更謝るのは、全てが遅いと分かっているけれど、謝らせてくれ。あの時はすまない」

「あぁ…、遅いんだよ、そんなことを今更言われても」

「ただ、これだけは言わせてくれ」

「なんだよ」

 敗北者ふさわしい姿で(こうべ)を垂れながら惨めに手を差し伸ばされる、手を俺は掴もうか悩む。

 そこに俺の気持ちを掴む一言を、ただただ剣ヶ丘芽生は俺達の憧れとして言い放つ。

「貴方達の代表として私は、東雲武蔵を倒す!」

 あぁ、ずるいじゃないか、俺達が憧れた剣ヶ丘芽生を意図も容易く超え、誰一人として俺達の世代では足をその場に着かせる事すらできないアイツを、東雲武蔵と言う男に最後まで立ち向かうと宣言をしてくれた、ならばこういう他なるまい。

「楽しみに観客席から見ているよ…」

 Winner Tsurugigaokaという煌びやかな、俺達が憧れ続けた名前を背に俺は全てを託す為にその手を交えた。


9話からちょっと登場人物の名前の制作秘話100文字ぐらいで語ろうと思っています、できれば楽しみしていただけたら幸いです。

 本文を読んでいただき誠に感謝します

 ここまで読んでいただいた皆様、ここまで読まなくても本文は読んでくれた皆様、そして前書きで読むのを止めた方や途中でつまんないと思ってブラウザバックされた皆々様全てにこの作品を一度開いていただいた事を感謝します。

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